だからどうしたって? | 大場浩平

大場浩平

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プロボクサー引退して約3年。

 

 

漸く仕事も家庭も落ち着いてきました。色々乗り越えることができて、漸く落ち着いてきました。

 

 

ここから只の独り言です。本当に只の独り言です。

 

 

引退して暫く「やりきった」と悔いの無かった俺はボクシングに興味が無くなった。

 

 

それが一年ぐらいしてから、何かが切れたように強烈にボクシングが恋しくなってきてしまった。

 

 

大好きだったメイウェザーが引退して、特定の誰に興味があるとか全く無かったがとにかく「自分」がやりたくなった。

 

 

「今しかやれない」

 

 

一時期本気でカムバックを考えた。

 

 

副収入が目的なのもあったが、現役を諦める為に指導者を始めた。

 

 

指導者やってて思ったのは、個人差はあるが選手の寿命など僅かなもの。その中でも、最も強い時期は更に僅かなもの。

 

 

自分の知識を強要して、強くなりたい一心の選手を迷わせ無駄な時間を与えてはいけない。

 

 

仕事と家庭の都合上、指導できる日数と時間はとても少ない。

 

 

だから焦る。

 

 

どうやったらその選手が強くなれるか、できるだけ生き甲斐を感じられるか、短い時間で考えなければならない。

 

 

口だけ番長では誰も納得しない。だからできるだけ自分も実演して一緒に動く。

 

 

なんだかんだ楽しい。気は紛れた。

 

 

しかしそうこうしてるうちに時間が経って、自分の蓄積されていた色々な故障が治ってきて気持ちが膨れ上がってくる。

 

 

やはり自分がやりたくなる。気持ちを抑えられない。でも抑えなくてはいけない。

 

 

そんな葛藤ばかりだった残りの二年。