平成29年度都庁Ⅰ類B(一般方式)最終合格発表! | 彼の西山に登り

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【本文】

 

昨日、市役所B日程の1次試験を受験した皆さん、お疲れ様でした。

今後は、大まかには、併願中の職種も含め、ほぼ専ら面接対策に没頭する方と、市役所C日程の試験に向けて筆記試験の対策も並行する方に分かれると思います。

 

市役所C日程に向けて今後残された期間をいかに計画的・効率的に塩梅するか、気になる方は、上記告知にある、

『今年絶対決める!秋の市役所40日間学習戦略!』

に参加してみてはいかがでしょうか。

(ちょっと宣伝でした。)

 

 

さて、

 

関東圏では、都庁Ⅰ類A・B(一般方式)の最終合格者が発表されています。

その中でも、大学生が受験することが多い、事務区分最大多数の都庁Ⅰ類B(一般方式)について、昨年度(平成28年度)試験と今年度(平成29年度)試験とで比較すると、以下のようになります。

 

 

              平成28年→平成29年

1次試験受験者数(A) 2706名 → 2751名

1次試験合格者数(B)   923名 → 1137名

1次試験倍率(A÷B)  2.93倍 → 2.42倍

最終合格者数(C)     550名 →  439名

2次試験倍率(B÷C)  1.68倍 → 2.59倍※

最終倍率(A÷C)    4.92倍  →  6.27倍

採用予定者数       365名 → 340名



大雑把にいって、昨年度に比べ、今年度は1次試験はほんの少し緩やかでしたが、2次試験がかなり厳しかったといえます。

 

まア、他の競争の厳しい試験や民間企業の倍率に鑑みれば、面接倍率が数倍の範囲で動いたくらいでガタガタいうのは片腹痛い、という方もいるでしょうが、筆記試験を経ている(もちろん合格するためには一定の準備が必要です)点も酌んでいただければ(笑)と思います。


今年度は内定・採用辞退者が少ないと踏んで、意図的に最終合格者数を絞り込んだのか、受験者の点数分布からわずかな線引きの手加減で結果的にかなりのずれが生じたのかはともかく、2次試験や全体の倍率には、昨年度比でかなりの違いが出てしまいました。

教養択一の足切りボーダーも昨年度より少々下がったようにうかがわれますので、最終結果が残念に終わった方の中には、1次試験の感覚と昨年の2次倍率等から、面接対策を油断したケースが少なくなかったのではと推察します。


残念な結果だった方は、今後の方針をどうするか、思案のしどころです。

都庁は第一志望の方も多いので、来年度捲土重来を期すか、迷っている方も少なくないのでは、と思います。

特に今年、上記のように全体戦略を誤った方は、同じ過ちを繰り返さないようにしなければなりません。

CSS生はもとより、そうでない方も、「川井先生のお悩み相談室」で相談してみてはいかがでしょう。

(再びちょっと宣伝でした。)


最終合格した方は、おめでとうございます!

特に第一志望の方は、これでしばらく飲めや歌えの大騒ぎやら、ゲーム三昧やら企画している場合もあるでしょう。
しかしながら、まだ採用面談等が残っています。

採用面談等を受け、内定が出るまでは気を抜かないようにしましょう。


「気を抜かない」とは、具体的には以下を指します。

①採用面談も面接試験と心得て、きちんと準備をする。

②長夜の飲など、採用面談・健康診断に影響が出る行動は慎む。
内定が確定するまで他の職種の内定辞退・受験放棄はしない。

特に③については、「早く態度をはっきりさせなければ先方に失礼だ」という善意に満ちた動機の場合もあれば、「どうせ都庁に行くんだし、これ以上受験を続けるのは面倒くさい」という効率重視の場合もあるでしょうが、動機の如何にかかわらず軽挙というべきです。

 

急病・交通事故等、採用面談までの期間に不測の事態が生じた場合や、健康診断後、自覚症状のなかった問題が発覚した場合など、先走って選択肢を狭めてしまったことを後悔する場合があるかもしれません。

都庁のケースではありませんが、以前、ある市役所合格後に、健康診断で疑問が生じ、再検査の結果何とか内定をいただけた受験生がいました。

結果が出たからよかったようなものの、他に持ち駒がなかったため、相談時も相当につらそうな表情でした。

問題解決までの間は、メンタル的にそれこそ健康診断に影響がでそうな思いをしたと思います。

 

 

 

※本当は2次試験受験者数÷最終合格者数であるべきですが、今年度(平成29年度)試験の2次試験受験者数がまだ公表されていませんので、1次試験合格者数で代用します。