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今日の雑念

2012-02-23 21:09:18 Theme: 似非イ

今日の東京・千葉は雨模様で肌寒い一日でした。

おまけにダブル講義でボーっとしているので、

これ幸いと読者への配慮なしに、勝手なことを書きまくります。



前回の記事に公家の位階が出てきましたが、
「正三位」、「従四位」、「正七位」はそれぞれ何と読むでしょう?


……

…………

・……………………

そうです。

「しょうさんみ」、「じゅしい」、「しょうしちい」ですね。

「せいさんい」、「じゅうよんい」、「せいなない」ではありません。

(こういうのは「有職故実」というのがあってやかましい)


では、なぜ「三位」を「さんみ」と読むのか?

昔読んだ話では、平安時代は日本語にも「m」という発音があって、

例えば、「~ならむ」は現在、「~naran」と読ませますが、

当時は表記通り「~naram」と読んだとか。

「三」も当時は「sam」であって、後ろに「位(i)」がつくと、「sammi」になる訳です。

ちなみに、位階のみで官職を持たない者を「散位」といいますが、

「散」は当時から「san」と発音したようで、「さんに」と読ませます。


……といったことは、ちょっと調べれば解かるのであって、

偉そうに語り倒すほどのことではありません。

駄弁りたいのは実はここからです。


この記事をご覧の皆さんは、「天使」を数えるときの単位をご存じでしょうか。

人間並みに「一人、二人」ではなく、

ましてや動物並みに「一匹、二匹」ではないそうで、

昔読んだあるオカルト本※1によれば、「一位、二位」と数えるのだそうです。

そう、「三位一体」の「位」です。「父と子と聖霊」も同じ単位なのかな。


ではこれを何と読むか。

当然「いちい、にい」と読むと思いますよね。私もそう思いました。

ところがそのオカルト本には、わざわざ


一位(いちみ)、二位(にみ)、位格(みかく)


などとふり仮名がふってあったのでした。(←唐辛子か!)

これは明らかに三(さん)位(み)という平仮名思考です。

そして、「位」を「み」と読むのが古風な王朝風の雅な読み方だと思ったからでしょう。

かくして、このオカルト本に対する私の信頼感は暴落したのでした。

(元々気晴らしに読んでいただけで大して信用していたわけではありませんが)


なぜ、このような現象が起こるのか。

これは暴走族が「仏恥義理」とか、「紅麗威須」とか表記するのと同列の、

難しいものに対する憧れは捨てきれないけれども、

真正面からそれを習得する努力はしない、という精神でしょう。

評論家呉智英氏の表現を借りれば、

「卑しく臭い民主心」※2というやつでしょう(笑)。



※1 何の経緯で読み始めたか忘れましたが、確か、聖マラキの預言書(有名な偽書。この書物によるとローマ教皇は後一代で終わるというのだが)か、ルルドの泉に関するぶっ飛んだオカルト本だったように記憶します。


※2 ここで「民主」とは、民主主義のことであって、民主党のことではありません。呉氏は自らを「封建主義者」と措定しているのはご存知の方も多いと思います。



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セクショナリズムの弊害?

2012-02-22 20:17:42 Theme: 公務員試験

次第に春が近づいているようには感じるのですが、

巷ではまだインフルエンザが猛威を振るっているようです。

今年のはA型に罹患しても、またB型にかかることもあるようですから、

(免疫が効かないということ?)

大事な時期に連続罹患とかならないよう、

予防には十分注意しましょう。

今日もCSS中央大前校は、受講生でごった返していますが、

帰宅したら、うがいと手洗いは励行しましょうね。



さて、


今日は中央大前校で、マスターコースの行政法の最終回でした。

最後ということで行政組織法が中心だったのですが、

出題頻度が低い割に細かい条文もあり(特に地方自治法)、

権限の代行に関する一般理論を別とすれば、

やや扱いにくい分野です。


ただし、上記は法律学ばかりやっている者の視点であり、

国や地方の行政組織は政治学、行政学では重要分野でしょうから、

(事実学的か規範論的かという方法論的な違いは別として)

どこかで基本知識は入っているものと思います。
その意味ではあまり心配することもないのかもしれません。

ある科目では重要知識でなくても、別の科目の重要知識と関係してきたり、

逆に、ある科目では重要知識であっても、

そのイメージを拡大し過ぎると、他の科目で勘違いが生じたり、

ということは、あり得ますから、

マイナー分野でもばかにし過ぎない方がよいのでしょうが、

これはむしろ、特定科目ばかり教えている講師より、

受験生の方が切実に感じていることかもしれません。



例えば、


「専決・代決」(法律により権限を与えられた機関が補助機関に決裁権限を委ねること)は、上述のように行政法では頻出でない行政組織法の知識ですが、おそらく行政学では重要知識でしょう。法律学の範囲内でも、刑法で比較的出題頻度の高い文書偽造罪に関する、以下の判例の理解には欠かせません。


「市長の代決者である課長の補助者として、一定の手続の下で印鑑証明書を作成する権限を有する公務員が、その手続である申請書の提出や手数料の納付のないまま印鑑証明書を作成しても、作成権限に基づいてこれを作成したといえ、公文書偽造罪は成立しない。」(最判昭51・5・6)



また、


現在の内閣制度では、行政事務を分担管理しない無任所大臣には伴食大臣イメージがありますが、外国はおろか、我が国にあっても、歴史上常にそうだったわけではありません。


例えば、律令制下の太政官制では、政治的意思決定を行う議政官(左・右大臣、大・中納言等)は三位以上(参議は四位でも可)であるのに対し、実務を執行する各省の長官(省卿)は四位(中務卿のみ正四位上。他は正四位下)で、歴然とした身分差がありました(三位以上が『公卿』)※。これは日本史というより、古文の読解に係わってきますかね。


ちなみに明治政府の太政官制でも、参議と省卿は分離されていた時期があります(むしろ参議省卿兼任制は明治6年~13年)。


これらは近代の政治学的な目で見れば、「政治と行政の区別」ということになるのかもしれません。後者の場合、実際にはもっと権力闘争的な要素が大きかったようですが。



※この官位相当は養老令のものです(ただし参議には官位相当がありません)。



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今日の雑念

2012-02-20 19:32:20 Theme: ブログ

以前から思っていたのだが、

私は、「読んでくれる方のために何か役に立つことを」

と思って記事を書くと、碌なことにならない傾向がある。

面白さを追求する場合であれ、

実用性を追求する場合であれ。

もちろん当方が目指しているほど役に立ってはいないのであろうが。



かつて、澤木興道という禅坊主が、


「人間、

何でくたびれるかと言えば、

少しでも

うまいことしよう

という動揺で

くたびれている。」


といったそうだが、もっともなことだ。

(櫛谷宗則篇 澤木興道老師のことば 大法輪閣 2007年 P62)


試験における出題頻度にこだわり過ぎて、

勉強する個所を絞り過ぎた結果、

未見の問題を解くのに不可欠な体系的理解がズタズタになって、

却って点数が伸び悩むような、

うまいことしようとして

却って面倒なことになるケースを嘆じることもあったのだが、

自分も大して変わりないようである。



さて、

今日は光市の母子殺害事件の上告審判決があり、

大方の予想通り死刑判決であった。

昨日の今日であるから判決内容についてはしばらく置くとして、

苦笑したのは、

これで死刑が確定し、もはや更生・社会復帰への配慮が必要なくなるとして、

報道機関横並びで、

待ってましたとばかり、被告人の「元少年」(何だか変な表現だ)が、

実名で報道されるようになった点である。

恩赦があったらどうなるのだろう?



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先んじなければならない訳ではないが

2012-02-19 19:53:26 Theme: ブログ

昨日はダブル講義と質問集中で、ブログ更新の暇がありませんでした。

皆目の色が変わってきていますね。

昨日は中央大前校、今日は千葉大前校に居ましたが、

どちらも講義を受講する学生やら、自習する学生やら、

合格者チューターと相談する学生やら、

わざわざ同郷の後輩の相談に来てくれた先輩やらで

ごった返しています。



2013年の試験を念頭に受講相談に来られる方も増えて来ていますが、

例年より動きがやや緩慢で、ちょっと懸念しています。


確かに、(90日完成コースなど)短期間で合格まで到達できるノウハウを提供することはできますが、できればある程度時間的余裕を持って取り組んだ方が、より高度な試験や、より高い成績を望むことも可能になりますから、望ましいことに変わりはないでしょう。

また、ある程度早くから来てくれた学生は、人となりをつかむ期間が長めにとれ、模擬面接などで適切なアドバイスがしやすいほか、仮に現在間違った方向に向きかけていても、修正してもらうようアドバイスすることも早めにできます。毎年のことですが、「もう少し早く来てくれれば」と残念に思う例が少なくありません。


確かに、昨年は、東日本大震災の影響や、地震のため大学の学事日程が例年より遅れたケースが少なくなかったため、全体として公務員試験への取り組みが遅れてもやむを得ない場合もあったでしょう(それどころではなかった方も少なくなかったでしょうし)。

しかし、今年は必ずしも昨年の例に倣う必要はないにもかかわらず、直近の先輩を参考にしているのか、環境はそうではないのに、心理的にのんびり構えているように思われる方が少なくない印象です。

客観状況ではなく、心理的な構えの差が今後の勉強に連動していくと、2013年度の公務員試験は、例年より結果の出方に受験生間の落差が広がるかもしれません。


公務員試験は、人によってスタートラインが異なりますから、

大学の専攻などによっては、

人より早く始めないと先行逃げ切りが絶対に不可能という訳ではありませんし、

2013年の景気や採用状況もよく解かりません(もしかしたら爆上げかも?)。

したがって、別に焦る必要はありませんが、もし迷いがあるようでしたら、

早めにCSSに相談に来られることをお勧めします。



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まさかの他人任せ

2012-02-17 19:50:56 Theme: ブログ

昼間は寒かったけれども天気がよかったので気分は爽快でしたね。

ただ、夜から雪になる予報とか。当たるでしょうか……

今日は千葉大学の学内講義後で体力的余裕に乏しいので、

他人の褌で相撲をとります。



合格者チューターのブログでは、

千葉大前校の都庁合格者のS君が、

見たことのないような長文の記事を書いてくれています。

前半の「ただの根性論」?(私はそうは思わないが)に動揺して、

後半の都庁の試験分析を見ずに、

途中で読むのを止めてしまわないよう注意してください。

後半のような冷静な分析ができる男が書いた以上、

前半の檄も単純な根性論で片付けられるものではないかも、

と思えれば、

読む者の冷静さもまた、

まだ完全には衰えていないということになるでしょう。

厳しい言葉の裏にある愛をちゃんと読みとるようにしましょう。


実際、大事を為せるか否かは、

(他人に対してではなく)自分に対する言い訳を、

四の五の言わずにぶち殺して、

坦々とやるべきことをやるかどうかにかかっていると思います。

(私自身実行できているわけではありませんが。)



一方、中央大前校の合格者チューターYさんの記事は相変わらず面白いです。

なるほどと思ったのは、

「女性の面接官の模擬面接も必ず受けてほしい」

と言っているところです。

確かに女性の見方でないと気がつかないこともあるでしょうし、

男性の面接官が仮に問題点に気がついても、

女子相手だと言いにくい場合もあります。


以前、ある女子受講生の模擬面接で、

あれこれ質問しながら、ふと、

まあ決して悪くはないんだが、地味な表情からもう一歩抜きんでるには、

お化粧の仕方の改善が効果的ではないか、

と思いついたのですが、

私が言うとセクハラっぽいので、

本人に言うべきかどうかかなり迷ったことがあります。

遠方からの方で、そう度々来ることができる訳ではなかったので、

思い切ってそう言ってみたところ、幸い前向きに取ってくれ、

CSSの女性スタッフにアドバイスを受けていました。

無事結果も出てほっとした記憶があります。



後、

「とにかく数!数をこなす!!慣れるの大事!!」

ですが、

このブログも、大分記事数こなしてきたとは思うのですが、

一向に内容が面白くなりません(泣)。

二人とも文才あるなあ。



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S君、あの長文を1時間ほどで書いたと?信じられん!
Yさんは、「下書き保存」をこまめにしましょう。


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