クリスマスイブ | 軽井沢高原文庫

クリスマスイブ

きょうはクリスマスイブ。最近、シカゴ郊外に住む友人から、クリスマスカードが届きました。おととい、外出できない知人から、クリスマスケーキなどをつくる材料を買ってきてほしいと、生クリームや板チョコなどを列挙したリストを託され、買い物をしてきたところです。ところで、私の性分なのか、その日がくると、亡くなられた方のことをつい、思い出してしまうのです。たとえば、クリスマスイブならば、辻邦生夫人辻佐保子氏。2011.12.24死去。ちょうど3年前。明日のクリスマスならば、作家の中村真一郎氏。1997.12.25死去。17年前。中村氏は友人加藤周一氏と熱海で会食直後に体調が急変したのでした。知らせを聞いて、私は東京駅発の最終の新幹線に乗り、熱海に向かいました。先日、中村夫人佐岐えりぬさんに会った伊東ご夫妻を通じ、中村夫人の著書を頂戴しました。今日は辻佐保子氏の、明日は中村真一郎氏の本を読もうと思います。