軽井沢グランドデザイン | 軽井沢高原文庫

軽井沢グランドデザイン

昨晩、軽井沢町中央公民館で、町主催の軽井沢グランドデザイン説明会があり、参加してきました。これは軽井沢の50年後・100年後のグランドデザインを、事前のパブリックコメント・町民等からのヒアリング・子供たちによる未来図作成などを参考に、中村良夫東京工大名誉教授を委員長とする10名ほどの軽井沢未来構想会議委員が平成25年度から検討を進めてきたもので、それを今回、町民に対してカラー版パンフレット(18ページ+解説版)を配布しながら、町長自らスクリーンで説明したもの。それによれば、まず軽井沢を「高原保養都市」と位置づけ、その基調を「軽井沢モダン」としています。そして、「風土自治圏」軽井沢をつくっていく苗床として、「22世紀風土フォーラム」を提案。他方、目に見える未来図として、旧軽井沢、新軽井沢、中軽井沢、追分、南地区の5地区を例に、具体的な絵姿を描いています。LRT(路面電車)の導入、国際会議場の設置、最高裁・スポーツ庁(新設)・特許庁の軽井沢移転(あくまでも案)なども挙がっていました。ともかく、これは答えではなく、問題提起であり、軽井沢という地域が22世紀へ向けた進むべき方向を行政が町民に示したものとして、今後、多くの人々による話し合いのたたき台になっていくものと思います。