11月2日の朝、思いがけない訃報が飛び込んできた。
我が家の家業は「魚屋」です。
そして、そんな魚屋には師匠がいます。
毎朝一緒にセリにって、魚の見方や扱い方なんか教えてもらった師匠です。
セリの帰りは、師匠の家で朝飯です。
おばさんは、味噌汁を作って待っててくれます。
いつも玉子をひとつ入れてくれます。
キャベツの味噌汁が美味かった。
25年も前になるんですね~。
最近は、魚屋もやめて、おじさんもおばさんもどうしているのかと思ってた矢先の訃報でした。
あさ起きたら、おばさんが亡くなってたと。
まえの晩、おじさんが声をかけたら
「ぎょめいぎょじ」と一言いったと・・・。
それが最後の会話だったと。
「ぎょめいぎょじ」を調べてみた。
「御名御璽」と書くみたいです。
天皇の詔勅の末尾にある署名捺印のことを「御名御璽」というらしいです。
おばさん、そんな言葉で人生を閉じられたんですね。
お世話になりました。