お花の長持ちに、誰でも簡単に出来て、そして必ず効果が出る方法です。あとは「やる」か「やらないか」 | いけばな光風流家元 内藤正風のブログ

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光風流家元 内藤正風の日々の徒然です。
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今日は朝から、光風流本部いけばな教室で講習会三昧の一日だった 光風流家元 内藤正風です。


今日は光風流の中でも、幹部の皆さんを対象にしたクラスを2クラス講習しました。
暑い季節ですので、涼やかさを感じるお花をテーマにして、伝承の生け方に現代的な手法や要素を取り入れて、楽しく遊びながら生ける事が出来るお花を行いました。

これから暑くなってくると、日に日にお花の日持ちが短くなってきてしまいます。
しかしそんななかでも、暑い季節のお花を長持ちさせるポイントについて誰でもできる、そして必ず効果の出る方法 がありますので、是非皆さんに役立てて頂きたいと思うので紹介したいと思います。

何をすればいいかと言うと、、、、、

●水をマメに変える。
●足元を5mm~1cmくらい切りなおす。


この二つを実践してください。
たったこれだけの事で、これからの季節はお花の日持ちが劇的に変わりますよ。

●なぜ「水をマメに変える。」必要があるのか。

水はお花にとって生命線です。
しかし、この暑い季節、お水はすぐに傷み始めます。
器に水を張った瞬間からお水は傷み始めます。
朝、水替えをされたら、翌朝、確認してみてください。
水の中に白い水垢の様なモロモロしたものが漂い始めています。
このモロモロしたものは水が傷んで発生しているのですから、そのまま置いておくと加速度的に水の中にバクテリアが繁殖してきます。

なのでコマメな水替えを行う事で、バクテリアが繁殖している水をお花が吸う事が無いようにしてやることが、お花の日持ちを大きく左右するのです。


●なぜ「足元を5mm~1cmくらい切りなおす。」ひつようがあるのか。

先に書いたように、朝に替えたお水は、翌朝には水の中に白い水垢の様なものが発生してきます。
すなわち根元から水を吸い上げる時に、このモロモロした様なものも一緒に吸っています。
と言う事は、切り口にこのモロモロした様なものが付いて、水を吸いにくくしてしまいます。
切り口が綺麗でドンドン水を吸う事が出来る状態と、切り口が詰まり加減で水が吸い上げにくい状態とを比較すると、どちらがお花の為にいいでしょうか。。。
言うまでもなく、切り口が綺麗な方が水を吸いやすいですよね。

なので水替えをされた時には、足元も切りなおして切り口を更新してあげるのがお花の日持ちを大きく左右するのです。

技術も何も必要ないです。
とにかく「する」か、「しない」かだけです。
やれば必ず効果が出ます。それも劇的な効果となって現れます。

みなさん、めんどくさいと思わずに!!

そんな事を思った、今日の講習会でした。


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