「孤独な天使たち」ベルナルド・ベルトルッチ監督作品 | KOFNのある日どこかでJazz

「孤独な天使たち」ベルナルド・ベルトルッチ監督作品

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巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が9年ぶりにメガホンを取った、
母国イタリア語の作品としては30年ぶりだという「孤独な天使たち」(イタリア語:Io e te)。

監督の名前に過度な期待を持つと、そのある意味通俗的なストーリー設定に
はぐらかされてしまう作品かもしれないが、ほとんど室内(地下室内)劇とはいえ、
光の明暗や動きがあって、僕は結構楽しめた。

音楽はデヴィッド・ボウイの「スペース・オデッセイ」(イタリア語)が効果的に使われている。
冒頭でかかるキュアーの「ボーイズ・ドント・クライ」も懐かしい。

主演の男女二人は、オーディションで選ばれた新人だそうだ。
男優のニキビ面は見ていて良いものではなかったが、オリヴィア役のテア・ファルコは良かった。
好みである。