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2016-05-21 22:49:17

「黒衣の刺客」侯孝賢監督作品

テーマ:映画




物凄い傑作を見てしまったという感想である。
黒澤明監督の最良の時代劇レベルの感動があった。

全ての映像が信じ難いほど美しく、静かで、スローだ。
スー・チーをはじめとした登場人物の台詞は詩のようである。

部屋を仕切るカーテンの静かな揺らぎ。ローソクの火のゆらめき。
物語は停滞していても映画は動いているので、
一瞬たりとも目をそらすことが出来ない緊張感が続く。

人物の相関や、感情の動きが分かりにくいのは、この際どうでもいいだろう。
印象的なロングショットのエンディング。音楽もまた素晴らしかった。









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2016-05-21 22:47:47

「珈琲時光」侯孝賢監督作品

テーマ:映画






「珈琲を味わうときのように、気持ちを落ち着け、心をリセットし、これからのことを見つめるためのひととき」というテーマを、小津安二郎の生誕100年を記念し『東京物語』のオマージュという形で製作された映画だという。

大河ドラマ「悲情城市」の監督による、洒落た短編小説のような小品。
2004年の東京の神保町等を舞台にしていて、主演は一青窈と浅野忠信。

山手線や都電荒川線など鉄道の魅力的なシーンが多く出てくる。
神田の古本屋や上野の古い街並、喫茶店の中のシーンも良い。

日本的な家屋の室内の映像がまた良い。
一青窈が住む部屋の窓から差し込む光。
カーテンを少し開けたり閉めたりするだけでこんなに表情が豊かに変わるかと思う。

そう、この映画は光と戯れ、音を感じる映画でもある。色々な音が聞こえるが意外に言葉は少ない。
浅野忠信が駅のホームや電車で録音しているように、映画の音に耳を澄ましたい。

一青窈の父親役の小林稔侍が、非常に少ない台詞ながらも、
小津の映画的に素晴らしい存在感を放っている。

何も劇的なことは起こらないし、感情が表に出ることはないし、思ってることも口に出ない。

でも、日々電車が進み、交錯するように、人の心も静かに動き、交わってゆく。











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2016-05-21 22:43:58

「悲情城市」侯孝賢監督作品

テーマ:映画





新宿のK'sシネマの「台湾巨匠傑作選2016」で7回上映され、
その全ての回で満席だったという侯孝賢監督の傑作。

1989年のヴェネツイア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品だ。
35mmフィルムでの上映は、画面は荒かったが逆に時代の雰囲気が出てて、とても感動的だった。

多くの印象に残るシーンがあるが、特にこの2つのアングルから捉えられた景色が忘れ難い。
金瓜石の鉱山病院の室内から玄関とその外の階段を捉えた固定画面。これは映画の中でよく登場した。
あとは、盛り場として撮影された夜の九分の豎崎路を坂道の上から捉えた画面。これもよく出てきた。

ストーリーとは直接は結びつかなくても、これらの画面の素晴らしさが映画に命を吹き込む。
細部にも、優れた映画の見本のようなシーンが多い。

時代に翻弄されながらも運命に従って慎ましく生きる人々が、優れた映画話法で描かれていた。








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