土曜日の昨日はサンフランシスコで行われたWomen's Marchに参加しました。
3時から5時まではゲストスピーカー達が演説をし、5時からマーチを始めるという予定でした。
私とハリは天気予報で雨になると言っていたので
午前中にポンチョを買いに行ってから出かけました。
一枚30ドル位するものしか売っていなかったのですが、それで良かったです。
仕事場の人たちの中でこのマーチに参加すると言っていた人達と一緒に行くことにして
集会する場所近くのカフェに集まりました。
そこから一緒に行ったのですが、徐々に人が集まるごとに一緒に移動するのが大変になっていきました。
そして始まってすぐに予報通り雨が降り始め
私とハリは早速ポンチョを羽織りました。
私は下着の上にフリースでタートルネックの長袖を着て、あったかいふわふわが内側についているパーカーを着て
その上にダウンジャケットを着た上のポンチョだったので暖かかったのですが
雨具を持ってきていなかった人たちはかわいそうでした。
ハリはこれだけ雨が降るというのに布製のスニーカーで来たので
途中から靴下まで濡れて気持ち悪いのを通り越して気持ちよく感じてきたとか
訳の分からない負け惜しみの様な事を言っていました。
ポンチョの問題点は肘から先あたりのカバーがないので
そこから出てる袖がどんどん濡れていくということで
全然防水になってないダウンジャケットがどんどん水を吸ってそこがめちゃめちゃ冷たかったです。
5時になってマーチに出発することになってから、
シティホールの前からサンフランシスコのメイン通りのマーケットストリートに行くまでにかなり時間がかかりました。
雨が降っているし、公園の土の部分はグチャグチャだったり
道路の脇には大きな水たまりができているし
人がたくさん移動しているので足元をよく見られずに、布靴の人たちは大変そうでした。
私はブーツを履いて行ったので大丈夫でしたが・・・
マーチにはたくさんの人たちがプラカードに書いたメッセージを持ってきていました。
それから猫耳のついたピンクの帽子をかぶっている人たちがたくさんいました。
これはプッシーハットプロジェクトと言う企画で、女性を象徴する事を目的に考えられた見たいです。
現代はピンクと言えば女子・・・みたいなイメージがあるので、そのピンク色を使い
プッシーキャットと言う言葉が猫という意味のほかになよなよしいとか弱いとかという意味で
日本語では「女の腐った様な奴だな!」と男性をバカにする言葉がありますが
弱々しい男性をプッシーキャット見たいだと呼んだりするようです。
そしてプッシーとは女性器の意味でもあり・・・
という事で名付けられた様です。
(間違っていたらすみません。プロジェクトのウェブサイトでご自分で読んでください〜。)
余談ですが、男性をバカにする時に女の腐った様な・・・という言葉はまるで男性が上という考えが当たり前の様に聞こえて嫌いです。
女が腐るってお前・・・女は腐らねーし!
人間が腐ったらゾンビ。別に女と決めなくても、男が腐ってゾンビでいいじゃね?
さてさてこのプロジェクトですが昨年のサンクスギビングスのホリデーあたりに思いついて拡散されたようです。
そして全米各地で行われたWomen's Marchの参加者の多数がこの帽子を用意してかぶってきたのです。
女性が女性のために立ち上がる・・・だけではなく、その女性達をサポートする男性達も参加していました。
私はハリに女性蔑視の社会で女性の味方になれる、男女平等に考えられる大人になって欲しいのでハリを誘った時に、一緒に行くと言ってくれて嬉しかったです。
そして二人とも生まれて初めてのマーチ参加をしてきました。
私は混雑している場所などが苦手でできればこういう事は避けて生きてきたのですが
今回はとっても大事な事だと思ったので参加しました。
続きます・・・