昨日は私の親友の娘さんとブランチを食べに行きました。

 

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私がその友達と知り合うきっかけになったのは、

 

公園でまだ2歳くらいだったハリと遊んでいる私に近寄ってきた

 

同じく2歳くらいだったこの女の子のお陰でした。(ハリより半年年下)

 

笑顔が可愛くって人懐っこい感じのこの子が私に近寄ってきて、

 

それでお母さんとも話すきっかけになりました。

 

出会ってすぐだったけれど、滅多に出会えない日本人だし

 

この親子とはすぐに打ち解けて

 

公園に比較的近かった家にもすぐに誘いました。(気が合わなそうな日本人とは距離をとります)

 

それから色々と話をする様になり、二人を度々家のディナーにも誘いました。

 

この友達がDVで悩んでいることを知り、シェルターに行く様に進めたのも私でした。

 

まだ幼いこの女の子を連れてシェルターに行った友達は

 

シェルターでの生活の厳しさも経験し

 

結局はストーカーとなってしつこく迫る旦那に負けて(恐怖なども感じて)

 

元の鞘に戻りました。(根負けというのか、もう逃げられないと思った様です)

 

せっかく逃したのに・・・。

 

そう思いながらも、彼女たちの生活を近くで見守りながら生きてきましたが

 

その後男の子二人も産んで、大丈夫なのかなと思っていましたが

 

結局は旦那の態度もあまり変わらずで

 

何年も何年も我慢し続けた結果

 

一人で日本へ逃げることを選んだのでした。

 

このことは、前から何度か書いているのでみなさん聞き飽きているとは思います。

 

その彼女の娘さんが、父親の元を離れて

 

今はフォスターファミリーに育てられているのですが

 

冬休みになったらブランチに行こうね!と二人で決めていて

 

それで昨日はデートだったのです。

 

私にとっては妹の様な存在でもある親友の娘は、姪っ子のようなもの。

 

ハリとその女の子は一時期兄妹の様に育っていたし

 

二人とも似た様なタイプの子供達だったので、友達とは話が合いました。

 

そんな女の子が、母親に捨てられて(そのつもりはなかったけど結果がそうだった)

 

父親から逃げ出して

 

今は知らない人の家で暮らしているのです。

 

お母さんとは連絡を取り合える様になって、よく話をしている様ですが

 

やはりおばさんとしては、たまにご飯を食べに行ったりしたいですよね?

 

もちろん単純にそういうことが決められるわけではなく

 

相手がその気になれるまで待っていました。

 

せっかく会えるのでわざと遠くへドライブする様にしよう〜と決めて

 

サンフランシスコではない場所のレストランへ行きました。

 

そして今まで聞けなかった質問に彼女なりにポツリポツリと話をしてくれたのです。

 

彼女には、彼女がまだ父親といた頃から付き合っている彼が居るのですが

 

その彼の家族が、まるで家族の代わりの様に彼女の居場所を作ってくれてるんだなあと改めて知りました。

 

話の途中で

 

以前は父親が命令する通りにいうことを聞き、私に対して酷い態度をとっていたと言って謝ってきました。

 

私はその父親を知ってるし、子供としての立場や気持ちもわかるから、そんなこと全然気にしてないよ!と伝えられて少し楽になりました。

 

子供は私がどれだけ父親の本性を知ってるか・・・なんて知りませんからね。

 

だから全然怒ってなかったよ、と伝えられて良かったです。

 

そして彼女が弟たちをずっと心配していて、二人のことをいつも考えているということも知りました。

 

食事の後で手芸用品を売ってる店が見たいと言うので店に行きましたが

 

目につく弟たちが好きだったものを手にしては

 

〇〇ちゃん、これ好きなんだよね〜と。

 

今の生活の中では、親のいない子供たちを支援するためのプログラムにも通わなくてはならないそうなのですが

 

自分よりも酷い目にあってる子供たちを見るたびに、自分も人の役に立つ

 

誰かを助ける様な仕事がしたいと思う様になったそうです。

 

その前に、自分をしっかり持たなくては・・・と言っていました。

 

ここに全ては書きませんが

 

彼女といろんな話が出来て

 

今まで心配していた気持ちが少し軽くなりました。

 

この子はお母さんに捨てられてしまってどうなってしまうの?と思っていたのだけれど

 

フォスターファミリーのおばさんも優しい様だし

 

それだけではなく、たくさんの大人たちが彼女に関わって支援をしてくれているのだと知ることが出来ました。

 

何より彼女が前向きに頑張っていて

 

「父親と一緒にいた最後の年は引っ越しばかりしていて授業についていけなかったの。」と言っていたのですが

 

それでも市内でトップクラスの高校から退学することもなく

 

放課後の補習に毎日参加するなどして

 

学業のレベルをなんとか上げようと頑張っています。

 

そして大学に行く準備もちゃんとしているのです。

 

なんて偉いの?!と

 

おばさんは涙が出そうでした。

 

弟たちと一緒にいられない事がいつも心に引っかかっている様ですが

 

「自分しか助け出せなかった・・・。」という彼女に

 

「父親に洗脳されている弟を連れ出しても、

 

きっと弟がすぐにお父さんに居場所の話をして

 

あなたもまた連れ戻される結果になっていたよ。

 

弟にはいつか会えるよ。

 

あなたはいつでも弟を受け入れる気持ちを忘れずにいればいいと思うよ。」と言いました。

 

「それに、普通に家に一緒にいたとしても中学生の男の子なんかとは仲良く過ごせないよ。

 

ちょうど難しい年齢の時に一緒に居られないで良いんだよ。喧嘩しなくって済むんだから。」

 

とは言ったものの、喧嘩してもしなくっても家族と一緒に居られないのが寂しいんだよね。

 

なんか素直に色々話してくれる様になっていて、とにかく嬉しかったです。

 

お母さんとビデオチャットをする時は、なんとかお母さんを笑わせようって頑張るんだって。

 

もしも弟が一緒に居たら、きっと弟たちがママを笑わせてるからって。

 

そんな弟と会えないママがかわいそうなので、もうすぐ大人になる自分だけではなく

 

子供っぽい自分も出して、ママを笑わせるんだって言ってました。

 

だよね、もうすぐ18歳だから

 

本当は子供っぽいことなんかしないよね・・・。

 

おばさんにはちょっとずきっとする話でした。

 

また会える様に時間を調節したいです。