子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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 朝起きられない!娘の言葉を引き出す方法

 

こんにちは。

インストラクターの近藤 きょうこです。

 

中学生の娘の話です。

 

   冬の朝はツラい
 

日が昇る時間がおそくなり、

布団から出るのがツライ時期になりました。

 

入学当初 娘は、中学生になったのだから頑張ろう、

と言う気持ちもあったのでしょう。

 

自ら目覚ましをかけ、目覚ましが鳴れば起きてきました。

 

しかし、季節が進むにつれ、

 

「もう7時だよ、起きないと遅刻しちゃうよ」

と起こせば起きて…。

 

私は、何度も起こしに行くのが億劫になりますし、

娘は反抗的な態度になります。

 

 

 

   膨らむモヤモヤ

 

 


自分で起きていた時もあるから、

できることは分かってはいます。

でも、

 何か学校であったから、起きないのかもしれない

 このまま娘が、遅刻魔になってしまうのではないか

と次第に不安が大きくなります。
 

「遅刻は親の責任」だから起こさないといけないのかな

とモヤモヤも感じます。

 

起こさなくても不安。

起こしても迷う

そんな日が続き、朝が来るだけで「あぁ、気が重い」と思うように。

 

 

 

 

    しびれを切らし娘と話す

 

 

遅刻する日も増えて来たある日。

さすがにこのままでダメだと思い、

意を決して娘に理由を訊いてみました。

すると、

「学校に行くのが何だか面倒。

 

でも、何かイヤなことがあるわけではないよ」

感じていることを、うまく言葉にできないようでした。

 

 

 

    娘も私も。イライラ、モヤモヤの原因は同じ

 

私も娘もイライラの原因は

「感じていることを言葉にできない」

ことだと気づき、
ゆっくり娘の話を聞きくことにしました。


うまく言葉にならないときには、

 

否定しない安心できる相手に聞いてもらうことが近道だな

と私は、思います

 

 

    話を聞いて気づいたこと

 

 


娘は、話を聞く中で、

 

少しずつ 感じていることに 気づいていったようです。

授業の忙しさや、学校のスケジュールが

 

イレギュラーになったことなど、

 

小さなストレスが少しづつ重なっていました。



イライラやモヤモヤは、

 

言わない様にしよう、見ない様にしようとすると

 

正体がわからなくなるので、

怖くて不快なモノになってしまうのですね。


思い切って話ができてよかったなと思いました。

「そうなんだね」

と娘の話にうなずくたびに、私の不安も小さくなっていきました。

 

 

   朝起きるための作戦会議

 

 

「作戦会議をしよう!」

朝、どうしたらよいかを話し合いました。

 

 

〇私がすること

 

・朝ごはんを娘の好きなモノにする(できる範囲で)

・1時間前にカーテンを開け起こす。

 その後、30分しても起きてこなかったらもう一度起こす。

 それ以上は、起こさないでいい。

 

 

〇娘がすること

 

・前の日に準備(授業・制服など)をしておく

・前の日は23時より前に布団に入る

・目覚ましを掛ける

などなど。

 

お互いに何をするのか決まっていると、

 

ストレスがグーンと減ります。

朝起こしに行ったときの娘の反応も、

 

反抗的ではなくなりました。

 

 

いくつになっても、

 

気持ちを言葉にしてみることの大切さを知った出来事でした。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。



子育てコーチング協会 インストラクター 近藤 きょうこ