深夜に何故?中学生の姉妹が交通事故 | 子供のニュース

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 本日午前0時8分ごろ、大阪府四條畷市清滝の国道163号の車道上に、若い女性2人が倒れていると、通行人から110番があった。
 四條畷署の調べで、2人は同市立中に通う15歳の姉と13歳の妹で、いずれも全身を強く打っており、姉が間もなく死亡、妹も重傷を負ったという。
 2人が近くの陸橋から落ちたとの目撃情報があり、橋の上には姉妹のものとみられるかばんが残されていたそうだ。
 同署は2人が橋から転落した後、車にひかれた可能性があるとみて、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で捜査を始めた。

 調べでは、姉妹の体には車にひかれたような跡が複数あったという。
 陸橋の高さは約13メートルで、車道には姉妹のものとみられる2人分のサンダルが落ちていたという。

 姉妹は昨夜、自宅で姉妹で口論となり、父親からしかられたそうだ。
 その後、2人は同日午後10時ごろ、自転車で自宅を出た後、行方が分からなくなっていたという。
 同署は家族から事情を聴き、姉妹が家を出た経緯と、橋から転落した関係などについて詳しく調べている。

 事件直前の本日午前0時7分ごろ、現場の国道163号をマウンテンバイクで通行中だった会社員の男性が「ドン」という音を聞いて振り返ると、車道に2人が倒れていたそうで、男性は「危ない」と思い、110番したが、その間にトラックを含む複数の車にはねられた可能性があるという。

 橋の上にあった姉のかばんの中には教科書や参考書、レンタルビデオ店の会員証などが入っていたという。
 また、姉妹の自転車は、現場から西約1キロの資材置き場で今朝みつかった。

 現場は四條畷市の中心部から東約2キロの「清滝第1トンネル」から西約200メートル付近で、普段は人通りが少ない山間部で、消防によれば、到着時、姉は心肺停止に近い状態で、妹は両足を骨折する重傷だったが、意識はあったという。