ソーイングクラスで・・・ | 多文化子ども・若者日本語教室

多文化子ども・若者日本語教室

東京都福生市にある「多文化子ども・若者日本語教室」のブログです。(NPO法人青少年自立援助センター運営)
教室では、外国にルーツを持つ子どもと若者のための日本語学習・教科学習、高校進学サポートなどを実施しています。

福生子ども日本語教室では、隔週の水曜日に

アートクラスとソーイングクラスが開かれていますが、

先週と今週は、ちょっとイレギュラーで2週続けてソーイングクラスが

開かれました。


これらのクラスは、昨年から開かれているのですが 昨年と違うところは

やはり子ども!

昨年までは、子どもと言っても15歳くらいの女の子たちもいて、割と静かに

進んでいたのですが・・・・あせる


今年度は みんな小学生

しかも、やんちゃ盛りの小3の男の子がいるのです。

それは それは 大変な騒ぎです・・・・。メラメラ


このやんちゃな男の子

先週は 「え~ やだ。ぼく したくないよ」と

ふくれっつらで なかなか参加しなかったのですが

針と糸を持って マスコット人形を作り出すと もう必死


完成すると 「見て見て!これぼくが作ったの~」と

教室中を走り回って先生方に見せていました。合格


さて、今週は・・・・

「今日は 自分の好きなマスコットを作りましょう」と言うと


「わ~ やった!ぼく これ好きなんだよね。楽しいよね」

と満面の笑みで、先週とは全く違う反応でした。ニコニコ


彼が作ったのは かわいらしい水色のおさかなのマスコット。

今週も完成すると 教室中の先生に見せていました。


そして 大事そうに自分のお弁当を入れる袋につけていました。


そんな姿を見ていると 指導するのは大変だけどよかった・・・と

思います。

彼がこれでソーイング好きになってくれるのを期待します。ひらめき電球


また 他の子たちも 自分で苦労して作った作品を大切に持ち帰っていました。


「自分で作る」ことの大変さと喜びを 少しは理解できたでしょうか。

そして それが 物を大切にする心へとつながっていくと嬉しいのですが。


さて 次回は何を作ろうか

先生は 頭を悩ませています。むっ