福生子ども日本語教室では、隔週の水曜日に
アートクラスとソーイングクラスが開かれていますが、
先週と今週は、ちょっとイレギュラーで2週続けてソーイングクラスが
開かれました。
これらのクラスは、昨年から開かれているのですが 昨年と違うところは
やはり子ども!
昨年までは、子どもと言っても15歳くらいの女の子たちもいて、割と静かに
進んでいたのですが・・・・
今年度は みんな小学生
しかも、やんちゃ盛りの小3の男の子がいるのです。
それは それは 大変な騒ぎです・・・・。
このやんちゃな男の子
先週は 「え~ やだ。ぼく したくないよ」と
ふくれっつらで なかなか参加しなかったのですが
針と糸を持って マスコット人形を作り出すと もう必死
完成すると 「見て見て!これぼくが作ったの~」と
教室中を走り回って先生方に見せていました。
さて、今週は・・・・
「今日は 自分の好きなマスコットを作りましょう」と言うと
「わ~ やった!ぼく これ好きなんだよね。楽しいよね」
と満面の笑みで、先週とは全く違う反応でした。
彼が作ったのは かわいらしい水色のおさかなのマスコット。
今週も完成すると 教室中の先生に見せていました。
そして 大事そうに自分のお弁当を入れる袋につけていました。
そんな姿を見ていると 指導するのは大変だけどよかった・・・と
思います。
彼がこれでソーイング好きになってくれるのを期待します。
また 他の子たちも 自分で苦労して作った作品を大切に持ち帰っていました。
「自分で作る」ことの大変さと喜びを 少しは理解できたでしょうか。
そして それが 物を大切にする心へとつながっていくと嬉しいのですが。
さて 次回は何を作ろうか
先生は 頭を悩ませています。