今年3月 福生子ども日本語教室では18名の中3生を
送り出しましたが、この4月にまた新たな3年生が
教室にやって来ました。
3年生になって ちょっと大人びた顔をした3年生たち。
気になるのは 早くも高校受験のことのようです。
早速授業の中で 「全日の高校に行きたい」とか
「お姉ちゃんと同じ高校 どうかな・・・」などと
話していました。
去年までの3年生を見ていたので これから自分たちが
どうなっていくのかは よくわかっているようです。
日本の中学に通っていても 外国にルーツを持つ子どもたちが
日本の高校に進学するのは とても大変なことです。
彼らにとって問題なのは 学力の問題だけでなく何よりも日本語の
問題です。
当たり前と言われてしまえばそれまでですが 問題は全て日本語。
力はあっても 日本語がわからないために問題が解けないということが
ほとんどです。
彼らも日々 頑張って日本語の勉強をしていますが 日本語が話せることと
試験問題を理解し解けることは別問題です。
そのため一般の受験生とは また違った苦労が彼らにはあるのです。
まだ4月。
彼らの受験の日々は始まったばかりですが 今年度も全員無事に合格できる
ように頑張っていきたいと思います。