地震が発生し五日目を迎えました。
お亡くなりになる方々のお名前を新聞で目にするたびに胸が痛みます。心からお悔やみ申し上げます。
そして被災された方々にもお見舞い申し上げます。
福島の原子力発電所のことが大きな話題となっています。
真偽の分からない話も飛び交い、不安を感じている方も多いかと思います。
まるでチェルノブイリ事故の再発かのような大きな報道もされていますが真実はどうなのでしょうか?
今日のチャンネル桜では放射線防護学を専門としていらっしゃる札幌医科大学教授の高田純さんをお招きしてお話を伺いました。
高田さんは発表された放射線量データを基に現在の状況を説明されました。
放射線量(シーベルト)を安全のレベルで分類すると6つに分かれるそうです。
①レベルA(4シーベルト以上)・・・・・・・・・致死
②レベルB(1シーベルト以上)・・・・・・・・・急性放射線、放射線障害、後障害
③レベルC(0.1シーベルト以上)・・・・・・胎児影響、後障害
④レベルD(0.01シーベルト以下)・・・・・やや安全
⑤レベルE(0.001シーベルト以下)・・・安全
⑥レベルF(0.0001シーベルト以下)・・核災害の影響は無視できる
高田さんは続けます。
「現在福島県の方々が受けている放射線量は一万分の一、0.0001シーベルトです。仮に今の強さの放射線量が一年間8000時間続くとして福島県の避難所にい続けたとしたら、放射線量は0.8シーベルトになります。これは『安全』のレベルEになります。胸部のレントゲンを撮る時の放射線量はレベルEに当たります。」
そして「福島県民の皆さんには(放射線のことを)安心していただきたい」とお話されました。
映像でもご覧いただけたらと思います。
【YouTube 福島原子力発電所の行方 URL】
http://www.youtube.com/watch?v=B5KeT0JBq-w&feature=youtube_gdata
予備自衛官の災害派遣の準備が始まりました主に入浴や食料支援といった生活支援に配備されるそうです。
召集命令が来たら、すぐに被災地に行き支援にあたりたいと思っています。