伊賀越味噌煮込みうどん(1) | 蔵六の雑記帳

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過去にそしていま感じたまま、思うままを記していきたい思っています。
面白くない話かもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

今回はとある理由で三重県伊賀市を訪れた際に食べた伊賀越味噌煮込みうどんのお話をさせていただきたい。

 

そのとある理由についてはまた機会を見つけてお話したいと思います。

 

なお、事前にお断りしておきますが、今回のお話には食レポにつきものの画像は一切掲載していない味気ない記事であることを了承ください。

 

伊賀越味噌煮込みうどんを食べたお店は伊賀鉄道上野市駅前にあります。

 

上野市駅は伊賀盆地のほぼ中央にあり、訪れた当日は盆地特有の冷え込みの強い日でした。

 

駅の改札を出て、腹ごしらえしようと、りっぱな松尾芭蕉翁の銅像の建つ駅前広場でキョロキョロしていると、「ニカク食堂」と書かれた看板の昔ながらのたたずまいを見せる食堂が目に入ったので、迷わずこの店にしようと入ってみることにしました。

 

古びた木製の引き戸がある入り口をガラガラと開けると、中には昭和の匂いのする昔ながらのパイプ椅子にパイプ机が並ぶ風情漂う店内です。

 

席に着くとお店の人が少し凹んだ部分が愛嬌の年季の入ったアルミ製のやかんに入れたお茶をテーブルに持ってきてくれました。

 

冷えた体に温かいお茶がたっぷりといただけるお店の心遣いに感謝です。

 

何を頼もうかメニューを見てみると、うどん、おにぎり、アジフライ定食にカレーと何でもありの昔ながらの食堂です。

 

私が子供の頃はこういう何でもありの食堂が普通にあったのですが、今はほとんど見かけないのでとても懐かしい感じがします。

 

感慨に耽っていてもお腹は膨れないので、注文する品を探してみます。

 

麺類が好きな私の目にとまったのが、「忍者うどん」と「伊賀越え味噌煮込みうどん」でした。

 

どちらにしようか迷いましたが、当日はかなり冷え込んでいたので、より暖まりそうな味噌煮込みうどんを注文しました。

 

まだまだお話が長くなりそうなのですが、夜も更けてきましたのでこの続きは次回に譲りたいと思います。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。