太陽の塔の今昔(3) | 蔵六の雑記帳

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過去にそしていま感じたまま、思うままを記していきたい思っています。
面白くない話かもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

前回お約束していた太陽の塔の内部についてお話したい。


太陽の塔の今昔(2)


太陽の塔は大阪万博(EXPO70)開催当時は内部に入ることができた。


内部の概略図がこちらである。



そして、塔内部中央に設置されていた生命の樹の画像がこちらになる。

(実物を撮影できないので、ネットから画像を拝借した)


いい忘れていたが、太陽の塔はあの岡本太郎氏の作品である。

太陽の塔のあの特異な外観といい、そしてこの異様ともいえる生命の樹はいかにも岡本太郎氏の作風であり、そして氏の代表作といえる。


私自身も開催時に内部に入って生命の樹を見ているはずだが、このあまりにも異様な作品が当時の私の理解を超えていたのだろう、残念ながら全く記憶にない。


芸術の巨人が残す生命の

うちに秘めたる太陽の塔


私は知らなかったのだが、大阪万博(EXPO70)閉幕後も内部は不定期に公開されていた。


しかし、塔の壁面に亀裂が見つかるなどして、2007年に公開は中止されていた。


そして、今年になって太陽の塔の内部公開が2017年春に再開されることが決定されたが、内部公開に向けた耐震工事計画が頓挫し、公開時期が延期される見通しである。


再び太陽の塔の内部公開が開始されれば、改めて「生命の樹」をはじめとした岡本太郎氏の作品を見て理解できたらと思う。


今回、大阪万博公園及びEXPO70パビリオンを訪れて、当時の懐かしい記憶がよみがえってきた。


また、機会があれば大阪万博(EXPO70)の思い出をご紹介したいと思う。


今回も長いお話にお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _ )m