隠れた明治期の近代化産業遺産(2) | 蔵六の雑記帳

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過去にそしていま感じたまま、思うままを記していきたい思っています。
面白くない話かもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

前回に引き続き「国産ビール発祥の地」についてお話していきたい。


隠れた明治期の近代化産業遺産(1)


まず、「国産ビール発祥の地」の石碑の横に設置されている説明板があるのでその画像をご覧いただきたい。




この説明文について補足説明させていただく。


日本で初めて産業としてビールが醸造されたのは明治3年(1870)に横浜の外国人居留地でアメリカ人のウィリアム コープランドであるというのが定説である。(実験的には江戸時代からビールの醸造が行われていたらしい)


ウィリアム コープランドの醸造所跡地は後のキリンビールを生み出すジャパン・ブルワリーとなる。


しかしながらこの醸造所は外国人により運営されていたものであり、外国人の指導を受けているとはいえ日本人の手による最初のビール製造はここ大阪が最初といわれている。


今回はここまでにして次回でこの話題を終わりとしたい。