ゆめたまごは8/8~8/15までお盆休みをいただきます。
前半は地元関西のお客さま回り。
後半は里帰りです。
今回はそのお盆について…。
お盆は日本固有の行事で、仏教用語の「盂蘭盆(うらぼん)」の略です。
また「盆」とは文字通り、霊に対するお供え物を置く容器の意味もあるそうです。
このお盆の間は13日に「迎え火」で祖先の霊を導き、お供え物を供えて供養し、16日には「送り火」を焚いて霊を送るというのが一般的です。
この間には祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流すると昔からいわれています。
送り火といえば京都の五山の送り火が有名ですね。
地方によって弔い方は様々で墓参りや灯籠流し、棚経などを行う所もあるそうです。
私の田舎(大阪府泉南郡岬町)では「精霊馬(しょうりょううま)」というものを作ります。
精霊馬とは胡瓜と茄子をそれぞれ馬と牛に見立て、割り箸を折って足のように4本差し込み飾るものをいいます。
これは祖先の霊があの世とこの世を行き来するための乗り物として用意するもので、馬はあの世から早く帰って来られるように、そして牛は帰りが少しでも遅くなるようにという願いが込められています。
間違ってもこんな精霊馬?精霊車?は作らないように(-。-;)
皆さまの田舎ではどうですか?
今年のお盆も心を鎮め、ご先祖様をお迎えしましょう。