先日ふと目に留まったお店で拝見したのが、フェリージの2021A/Wの新作でした。
トレードマークは刺繍のブロック体のロゴとレザーの部分が極力少ないことです。
これが不思議なほどこのバッグのデザインにマッチしていて、好印象でした。
使用している素材や縫製は従来通りなのですが、内部のメッシュにクッション材を入れて中身を守るという機能性を持たせていたのと、ユニセックス色が強くなり、かなり進化してました
特に画像の一番手前のモデルはデザイン的にも大きさ的にも私の感性にぴったりでした。色味も抜群の良さでセンスの良さを感じます。
フェリージも今年に入り、BRIEFINGやファーロを有するユニオンゲートグループ傘下になり相乗効果が生まれつつあります。
3つのブランドは生まれも育ちも全く異なりますが、時代の変化に合わせてブランド色を進化させていながらも決して被ることない独自性は健在です。
しかしながらユニオンゲートグループのデザイナーの方には脱帽してしまいます。きっと感性に優れた方々であるのであろうということが容易に想像できます。