今や良いモノを長く使うことが日本でも当たり前になり、メンテナンス用品も充実してきました。
特に目立つのが革製品関連ですね。東急ハンズやロフト、そして靴修理店でも世界各国のメンテ用品が手に入ります。増えすぎてむしろ選ぶのが大変なくらいです。
しかし洋服の世界に目を向けると一番重要なブラシに関してはまだまだ認知度や商品展開数が少なく、価格的には1万円未満が圧倒的で、3万円未満が数社、10~15万円の石川ブラシとかなり偏っているのが現状です。
私自身ロロピアーナをはじめとするカシミヤやシルク製品を愛用していることでブラシの購入時にはいろいろと検討しました。その結果としてわかったのは、手植えと高密度を売りにする10万円を超えるブラシには価格なりの意味がないということです。単なるスペック主義なだけです。
ブラシで重要視すべき点は素材に合った毛の種類を選定することのみです。あとは適切なブラッシングと頻度です。ウールには馬毛、カシミヤには山羊毛が最適です。これだけです。
ちなみに私が愛用するカシミヤなどの繊細な素材にはウッディハウスの山羊毛ブラシで、これが最適解です。石川ブラシの最高級品である15万円のブラシと同等の毛の種類と固さで若干密度が低いくらいで、実質差はないといってもいいでしょう。この商品以上の柔らかさ、コシのあるブラシは存在しません。しかも手植えなんですよねw。その証明に毛の根元部分の木には全体に蓋がしており、手仕事の跡があります。
これだけの柔らかさとコシがあるブラシを強めにブラッシングすることで埃を落とすことはもちろん、毛玉になりつつある丸まった繊維をまっすぐにするのです。
この商品を実際に拝見できるのは知る限り東急ハンズ新宿店です。
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