ここ3年くらいでしょうか?服好きの方の物欲がかなり落ち着きつつあると感じています。
実際私自身をはじめ、友人なども同じような傾向にあるのでこれはほぼ間違いないと思っています。
考えようによっては今までのような過度な流行に振り回されるよう状況がおかしいのであって今が普通なのかもしれませんね。異常なまでに大量消費・大量廃棄していては経済活動には有益ですが、本当に良いモノを見極める力も落ちてきますし、高くても良いモノが無くなっていきます。
私自身もこのブログで書いているようにここ数年は多少高額でも自分が納得する本当に良いモノだけを少量購入してきました。20代の頃セレクトショップでイタリアモノを爆買いしていた頃とは大違いですw。この経験があって今の購買行動があるので、決して無駄なことではないのですが・・・。
ただ言えることは中途半端なモノをだらだらと購入するくらいなら、さらに数ランク上のモノを偶に購入した方が満足度は格段に高いのです。もちろん一生モノなんて存在しないのですからある一定期間の相棒とはなりますが、このような選択をしていくと感性が磨かれていくと思います。
以前書籍でおしゃれなフランス人のクローゼットにある服の数は少ないという旨の内容のものがありましたが、ある意味正しいと思います。ただこの場合にはぶっちぎりで高品質なモノをそろえておくことが重要なのはこのブログの読者の方ならお分かりになるかと思います。