こんにちは。
こだま堂の長峯です。
なんだか最近、情報過多のせいなのか、気にしすぎ病が多いんじゃないかな・・・と思います。
例えば、今朝のテレビで・・・
一汁三菜、１日３０品目、きちんと食事を作らないとダメだからストレス・・・とか、
３歳までの子どもは母親が専業主婦でしっかり面倒見ないとダメ・・・とか、
○○しないと良くない・ダメということにとらわれすぎて、ストレスになってるという話。
正論なんだけど、できないことっていっぱいあるじゃないですか。
そこを気にしすぎても良くない・・・ですよね。
日本人は几帳面で真面目な人が多い分、寛容さはあまりないような気がします。聖人君子ばかりじゃつまんなくない
私は食事に気をつけている方だと思うんですが、分子栄養学的に考えて、完璧にはほど遠い・・・というか正直出来ないんですよね・・。
追求していくとキリが無いですよ・・・
畑ができるポツンと一軒家に引っ越すしかない・・・とか思っちゃいますね。
だから、いずれ病気になっても仕方ないし、それに病気にならなくてもいつか寿命は来るし・・・って気もします。
特に、妊婦さんや子育て中のお母さんなどは、ナーバスになって、完璧にしないと
と思ってしまう方も多いですよね。
漢方薬を飲んですぐに妊娠されたから、「良かったですね」って言ったら、ご本人は「もっとちゃんと体質改善してから妊娠した方が良かったのかな・・・」と逆に不安になっていて、びっくりしてしまいました。
「今がご縁だったんだから大丈夫ですよ」と言っておきましたが・・・。
いろんなこと考えたら、○○するとベストってあるけど・・・実際できませんよね・・・。
究極の理想を言えば、家系的な病気が何も無くて、健康な両親から生まれて、子どもの頃から好き嫌い無くきちんと栄養取って、１０代はしっかり運動して、２０代前半で同じような条件の人と結婚して、妊娠するのがベストってなっちゃうじゃないですか
そんな人、ほとんどいないよ
完璧なお母さん・・・だって、アナタのお母さん完璧だった完璧じゃ無くても大人になれたでしょ
それに完璧な母親に育てられるのも結構面倒くさいんじゃないかな・・・って思いませんか
カウンセリングの本を読んでいて、「物わかりのいい親がしんどい」と言った中学生の話があったんですよね。
反抗期に感情をぶつけ合うのだって、心の成長に必要なことかもしれません。
私たちは職業柄、病気を治すために生活習慣や食事のアドバイスをする立場なのでいろいろ言いますが、完璧に実践出来る人もいれば出来ない人もいるし、出来ない人がダメ
ってわけでもないです。
出来る人はスゴイ
できない人にはその代用を考えてオススメします。
出来たらいいけど、出来なくても仕方ないしダメじゃない。
ストレスを溜めると気滞が生まれて、五臓が上手く働かなくなりますから、出来る範囲で頑張りましょうね～