こないだ、なるほど~と納得したことがありました。
慢性的に疲れやすい人は、血中に「疲労物質」が溜まっているのですが、それを打ち消すための「疲労回復物質」というものも同時に存在するのだそうです。
で、慢性的に溜まってしまった「疲労物質」を打ち消すにはどうするか・・・と言うと、「もっと疲れることをして、「疲労物質」を増やし、それを打ち消そうとする「疲労回復物質」も一緒に増加させよう」ということなのです。
面白いのが、「疲労物質」を増やすことで、一緒に「疲労回復物質」も増える・・・ということ。
生き物の身体って「フィードバック」と言って、バランスを一定に保とうとする働きがあるんですよね。
疲れるから、それを打ち消さなきゃという力です。
ただ、疲労が慢性化していると、疲れを打ち消してくれるほどの「疲労回復物質」がないんだそうです。
それを聞いて、ずっと不思議に思っていた謎が解けました
山登りをすると、その時は非常に疲れるのですが、そのあとはすっごく快調になって、なんだか駅の階段も足に翼が生えたように軽々と上がれるもんで、「筋力がついたのかなぁでもそんなすぐつくかなぁ」なんて思っていたんです。
逆に、疲れるから・・・と言って寝てばかりいると、なぜか余計にどんどん疲れやすくなっていってしまったことも過去にありました。
その時は、半分自律神経失調症に近いような状態にまでなってしまったのですが、仕事が休みの日でも寝てばかりいないで、映画を見るとかその程度でしたが、必ず出かけるようにして、どうにか回復したのでした・・・
そして最近も・・・ここ2カ月近く山に行っていないのですが、ものすごく疲れる・・・のです
山登りに月1で行っていた時は、超元気だったのに
それをずーっと「気持ちのリフレッシュができてないせいだな・・・」などと考えていました。
いやいや、そんな抽象的なことじゃなくて・・・
つまり、疲労していないから、「疲労回復物質」も産生できていなかった・・・ということなんですね
イヤー目からウロコですよ
そして・・・疲れることなら何でもいいか・・・というと決してそうではなくて、「身体を使った疲れること・・・特に森林浴も兼ねた自然歩きが一番優れている」のだそうですよ
森の中って木々の発生するアロマ成分、「フィトンチッド」が漂っていて、これが人や動物の自律神経の働きを正常化するというのは、科学的にも証明されているのですよね~
だから疲れることでも、「もっと仕事して疲れよう」とか、「ゲームしまくって疲れよう」というのでは全然ダメなのです
自然の中で、身体を動かして疲れる・・・と「疲労回復物質」が増えてくれますよ
納得しましたか
自然の力は偉大ですね~
というわけで、30日はどっか山に行ってきまーす
みなさまも有意義なゴールデンウイークを