いつもお世話になっていた、我家の愛犬達の担当医師が、その動物病院を辞められることなりました。
まだ若い女医さんですが、先代獅子丸が幼い頃から診察して頂いていた先生で、先代獅子丸の最期も獅子丸の身体を綺麗にして下さいました。
その動物病院は、何人も獣医師が在籍していますが、どんなに混んでいて待たされても、F先生に診て頂きたいと思う程、信頼していた先生です。
いつも優しく丁寧に、親身になって診察して下さるF先生。
病院を辞められるとお聞きした時は、かなりショックでしたが、これまで大変お世話になった感謝の気持ちを、何か形にしてお伝えしたいと思い、「先代・獅子丸の写真集」を作製してお渡しすることにしました。
以前、F先生が、「獅子丸くんは私に、獣医としてだけでなく、人として何が大切な事なのかを、教えてくれた特別な存在です。私に最期まで診察させてくれて、ありがとうございました。」と、涙を流しながら、告げられた事がありました。
写真集を握りしめながら先生は、「これは獣医として頑張ってきた私への、ご褒美ですね。」「獣医をしていて本当に良かった。素敵なプレゼントをありがとうございます!」と、ちょっと照れながら、とても喜んで下さいました。
先生は獅子丸の写真集を見せびらかせて、「獣医をしていると、こんなに素敵な事があるんだよ♪」と、皆に自慢するそうです。
写真集を見ながら、「今日は絶対泣かないと決めていたのに。。。」と、嬉し涙を流されていたF先生の気持ちが、私にも伝わってきて、二人で一緒に泣いちゃいましたが、「最後は笑顔でお別れしましょう!」と、手を握り合って、お別れしてきました。
この写真集は、短かくても濃い人生を送った、先代獅子丸の一生を、撮り溜めた写真から抜粋して、物語風に作ったものです。
当然の事ながら作製途中は、様々な表情の獅子丸と向き合う事となり、色んな事が思い出されてしまい、泣き虫の私は何度も涙してしまいましたが、改めて獅子丸を深く感じる事ができて、私にとっても、とても大切な宝物になりました。
F先生、本当にありがとうございました。
素敵な先生に出逢えた事に、感謝しています!
二代目獅子丸が成長した頃に、またお逢いしましょう♪
獅子丸ファミリーより、感謝を込めて。。。