昨日は飯塚の山奥の湖畔のそばにある素敵なお宅で、
こだわりの鶏ハムのお店、
『ラ・ボヌール』を経営するお友達ご夫妻が主催の味噌作りの会に娘と一緒に参加してきました
美味しくて身体に良いものを追求しているご夫妻だけに
味噌作りの素材も珍しい無農薬大豆や
玄米糀、フランス産ゲランドの塩などなどこだわりの材料
夏頃のお味噌の出来上がりが楽しみです
味噌作りは
まず身体に良い糀を使ったランチからスタート
のフルコース
もうこれで食い道楽の私達親子は
がっつりハートと胃袋を掴まれ(笑)
『味噌作り?はぁ?何で?』なんて
あまり乗り気でなかった娘も
『美味しい!来て良かった~』
と大喜び
美味しいランチをいただきながら
師匠のお味噌や食についてのお話。
いろんなお話が聞けてとても勉強になりました
春から畜産関係の大学に通う娘にとって
養鶏をしていた師匠の
農業や食の話はとても興味深かったようです。
味噌の材料になる糀は常在菌であるカビの仲間。
身体に無害な糀が出来たのは、
昔から味噌や醤油、酒といった食文化がある日本ならではの進化のプロセスなんだそう。
味噌や醤油、納豆など微生物がたくさん存在するいわゆる発酵食品を食べる和食が
身体に良く世界的に認められたのは
周知の事実ですよね。
お味噌は身体に有益な菌を増やし免疫力や
機能をアップさせてくれる素晴らしい食べ物なんです
先日のおまたレッスンでも
冷え性改善や健康増進に
1日一杯のお味噌汁を推奨されてました。
春から1人暮らしを始める娘も
食の大切さを知って自分の健康管理に意識を向けてくれるいい機会になったと思います。
ランチの後はいよいよ味噌作り
前日から一晩水につけた後、弱火でコトコト4時間煮込んで茹でた無農薬大豆を
細かく潰していきます。
テーマソングの『手前味噌の歌』
を聞きながら
参加したみなさんと
おしゃべりしながらの
作業は楽しくて、娘もすっかり夢中
糀と塩を混ぜ合わせる工程では
手で混ぜているうちに
身体中がポカポカあったかくなってきて
何億?何十億?という微生物の生命エネルギーを実感
まさしく味噌は生きてる食べ物なんです
スーパーで買う味噌の袋に呼吸穴が開けてあるのもあらためて納得。
糀菌が活発に活動するのに適した温度が
あるので、味噌は最後に溶き入れて味噌汁は沸騰させてはいけないと言われるんですよね。
糀と塩と潰した大豆を混ぜて、
団子にこねて容器に隙間なく詰めていきます。
仕上げにカビ防止のために表面に塗るのは
アルコールでも塩でもなく こちらでは酵素☆ここにもご夫妻ならではのこだわりが。
さらにラップで表面を覆ってフタをしておしまい。
あとは6ヶ月ほど熟成させて出来上がり~。
北海道に持って行く娘と福岡の私と
それぞれの場所で熟成させて
味を比べてみるのも楽しみ
師匠のお宅では自然音のCDを聞かせるのだとか。私もやってみよう~
作り方レシピももらったので、家でも圧力鍋があれば20分で大豆を茹でられカンタンに出来ますが、
みんなで集まって半年や1年分を大量に仕込む方がより美味しくて楽しいかも
美味しく楽しくハッピーな味噌作りでした
ご夫妻主催の味噌作りは、3月4月も開催
されますよ~
詳しくは
企画、準備や仕込みなどいろいろとお手間と時間と心をかけて下さった矢野夫妻、
ありがとうございました~~