【テキスタイル】many friends leaf。。。✳︎

many friends leaf（メニーフレンズリーフ）

昨年の個展の案内状の切手面に使用した作品に葉っぱを足してテキスタイルに。。。

全体的に原画より輪郭を曖昧にし、最初から色褪せした風合いで、なおかつ布地に溶け込む様な柄です。

この色はウォッシュグリーン。

水彩画の「たらし込み」という画法で葉っぱと水玉を表現してみました。。。☆

緑色の葉っぱと赤いてんとう虫のコントラストが何だかレトロ。。。

たらし込み技法を使うと、乾く段階で絵の具の粒子が輪郭に集まり、自然の輪郭線が生まれます。。。☆

そんな水彩画の微妙な表現を見事に再現して頂きました。

ホント、まるで手染めのようです。

この柄はダブルガーゼの他にコットンシフォンがあります。

ダブルガーゼと比べると、更に淡く軽やかで消え入るような色合いです。。。

子どもの頃、部屋のカーテンが色褪せてて、母がそろそろ新しいのに替えましょうと言っても、その微妙な色合いが大好きで、私の部屋だけ、しばらく古いカーテンを掛けていました。。

しびれを切らした母に新しいカーテンに替えられた後も、そのカーテンをデスククロスとして使ったり、ブックカバーにして使ったりした。。。

そんな思い出から、最初から色褪せした風合いの布地があっても素敵じゃないかな～って思いで、こんな色合いにしてもらいました。

色褪せた写真のような風合いをご理解頂ければ嬉しいのですが。。。

水彩絵の具はたっぷりの水で描き、自然乾燥させると絵の具が外側に顔料が固まり、自然と輪郭線のようになり、少ない水分で描きドライヤーで急速に乾燥させると輪郭のないフワっとした感じになります。

その違いで奥行き等を表現するのですが、その水彩画の技法も素敵に再現されてて嬉しい。。

ダブルガーゼは使えば使うほど2枚のガーゼに空気を含んで柔らかくなるのですが、日出染業のダブルガーゼはエアータンブラー加工という、薬品を一切使わず熱と空気だけで、ふんわり加工を施しているとかで、届いたその日から柔らかく使える優れもの。。。^ ^

この柄にはもう一色の色合いが。。。

ウォッシュブルー（ブルー系）

色褪せ感はそのままに、色合いをブルーに傾けて色出しして頂きました。

こちらもコットンシフォンだと、こんなにミルキーな風合い。。。

布の両端をくっ付けると、ちゃんと顔になる。。。

クシュクシュすると、葉っぱとてんとう虫の柄の布みたいです。

半顔なので、顔の印象も薄く、前回のアフロちゃんより、布として使いやすいかもしれません。

#こうぶんこうぞう布地 #こうぶんこうぞう生地 #こうぶんこうぞうテキスタイル #こうぶんこうぞうデザイン #cocoarttextile #cozocobuntextiledesign

Cozo Cobun Official Blog