昨日はもう本当に何も余裕がなく、帰宅後お風呂に入ってすぐにお休みコースでした。
一昨年に続いてお声をかけていただいた、女声合唱団エオリアンの演奏会の司会。
特に今回は、創立30周年の記念演奏会。
世界でご活躍中の作曲家、松下耕先生をお招きして直接指揮をしていただくという贅沢な内容でした。
会場の大阪、いずみホールは満員。
歌う側も、聴く側も、ものすごい熱気。
・・・とこんな雰囲気の中の司会でした。
私はというと・・・この前さんざんだった声の状態がようやく治り、一昨日はこれで完治!と思ったのにまたまた少しぶり返し。
というのも、一昨日の仕事の時、お借りしていたピンマイクの電池が途中で切れ、電池を代えていただく間地声で20分強、ちょっと無理してしゃべってしまったせい。
かなり広い会場だったので、「何とかなるか・・」と声を張り上げたのがいけなかったようです。
そんなこんなで普通に声を出すのに少し努力が要るので、緊張感のある仕事でした。
そう、普通に何も考えずに気持ちよく声が出るって、ものすごい事なんですよねぇ。
声の状態がものすごくいい時には、それこそ自分の声を操っているかのように感じられる瞬間があるのです。
大きく、小さく、張って、ダイナミックに、ミステリアスに・・・こんなふうに読みたいなと思う気持ち=声となって表現出来た時は本当に気持ちがいい。
でも声が出にくいとか、体が疲れすぎているとか・・マイナスの条件がある時にはとてもそんなところまでいきません。
何も考えずに出来ている事を、考えて努力してやっとそこまで。
要らない苦労を背負い込む事になるのです。
だからといって、いつもいつも100%の状態を保っている訳にも・・なかなかねぇ。
昨日はそんな「ちょっと苦労のいる日」。
その分気を張って、と臨みました。
皆さんの気持ちよい歌声に寄り添えた司会であった事を願います。
さて・・・そんな演奏会も無事に終わり、会の後に皆さんと一緒に打ち上げにも参加させてもらいました。
美味しく呑んで食べて。
そして何か一言、とマイクが回ってきたので、とにかくはお礼を。
加えて自分の今後の決意を少し。
「歌も朗読も、しっかり考えて考えて自分を表現するという点では全く同じですよね。
私もさらに上を目指して、自信を持って「朗読家」と名乗れるようにもっと精進したいと思います」と。マジメでしょ!
あともう一つお伝えしたのは、
「いつか時間が出来たら、また歌ってみたいと思います。
その時にはお仲間に入れて下さい」っていう事。
高校・大学と合計7年間コーラスをしていた私。
やっぱり歌は聴いているより自分が歌う方がもっと楽しそう!って感じてしまって。
「来栖さん、一昨年の司会の後もそんな事言ってましたよ~早くメンバーになって下さいね!」と団の方から言われちゃいましたが!
でもね、その楽しみはもう少し先にとっておきましょう。
まずは本業の朗読をもっともっとしっかりと。
やる事はまだまだ山のようにあるのですもの。
そしていつの日か、そろそろ他の趣味もやってみようかなと余裕が出来たら・・その時にはどうぞメンバーにして下さいね!エオリアンの皆様!!
さ、これで私はどうにか「超多忙期」脱出です。(おそらく・・)
これからはもう少し大学の講義内容にも時間をかけられそうだし、週に一度映画に行けるくらいの隙間は出来る予定です。
そうそう、しっかり充電しないとね!
一度気持ちをリセットして、またここからしっかりと頑張ります~!