この間仕事をさせていただいた西宮の高須公民館での事。
一年ぶりくらいにお会いする公民館推進員の方が、「あら、来栖先生、何だか雰囲気変わりましたねぇ。かわいくなっちゃって・・」と。
ん?かわいい??
その時は「はぁ、どうも」とニコニコ(ヘラヘラ?)聞いていたのですが、その方と別れてから急にその意味が気になって気になって。
「かわいい」ってどんな意味?どこを見て言ってくれたのかしら・・
確かその後に、「前はお姉さんっぽい雰囲気でしたよねぇ」っておっしゃってたっけ。
それにその・・50歳前の「かわいい」とはどんな事を言うのかしら・・・
何度もブログに書いていますが、私にとって一番なじみのない言葉が「かわいい」。
これ、多分褒め言葉ですよねぇ?
でも昔から「かわいい」と言われた記憶はないし、一般に女性が「かわいい」と考えるもの、例えばフリルやリボン、ピンク系の服なんかはホント苦手。
ただこのくらいの年齢になると、「大人の女性のかわいさ」みたいなものにはちょっと興味が出てきて、カッコよさの中にほんの少し見え隠れする「かわいさ」は今後追及してみたいなぁって気持ちも。
・・・そんな高度なテクニック、今はまだないだろうし。
ああでもない、こうでもないとしばらく考えて、朗読とピアノ アサクル相方の麻本さんに聞いてみたところ、「前より痩せたしねぇ・・・あ、今日の服装じゃないの~?ほら、くるちゃんには珍しく、そのワンピース、裾がフレアーになっていてかわいいじゃん!」と。
ただ服装だけの事だったのね。
あれこれ悩んで損した~!
それにしても、人が自分に対して持っているイメージってけっこう頑固なのですねぇ。
ま、私はそれがひどいのかもしれないけれど、多分人からこう見られているだろう、そして自分でもそう見せたいって思っているのはこんなイメージ。
「自立している」、「凛としている」、「ハンサムである」
・・・スミマセン、「ハンサム」は理想ね!
強く凛々しくまっすぐに。しなやかで、折れそうで絶対に折れない。
そんなイメージが勝手に「ハンサム」にはありまして。
ね、どれをとっても「かわいい」とはどうにもリンクしない感じでしょ。
自分の思ってもいない言葉を投げかけられると、こんなに動揺するものかと思い知らされた「事件」でした。
そんな中。
今日届いた手紙。
9月17日に同志社女子大学で、希望者の学生さん対象にさせていただく講座のチラシが出来たと送ってきてくれました。
タイトルは・・・と。
『日学生のためのオトナ学入門 ~ハンサムウーマンをめざす4日間~』
日学生、というのは日本語学科の学生さんの事。
その一年生対象に、いろいろな分野で活躍する先輩女性を招いて話を聴こうという4日間のスペシャル講座です。
外部から講師として呼んでいただいているのは、朝日新聞記者の川上舞さんと私の二人。
川上さんは「書く技術」について、私は「話す技術」について、それぞれ二時間の講座をするのです。
ハンサムウーマンを目指す講座に講師として呼んでいただいているって事は。
どうやら「現ハンサムウーマン」の一人と認めていただいているのかなぁ!
こちらは何も理由なんて考えず、ただ素直に「嬉しいわぁ!」とニヤニヤする私。
単純なもんですね!
カッコよく、ハンサムに生き、時々大人の女性ならではのかわいさが見え隠れする。
そんな女性にもっともっと近づいていけたらねぇ!
ともあれ、明日からまたそんな理想に向かってガンバロウ!と張り切っています。
だから皆さん、どうか私にかけていただく最高の褒め言葉は「今日もハンサムですね!」でよろしゅうに~