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行ってきました。国立新美術館。

フランス国立クリュニー中世美術館所蔵の連作タピスリー「貴婦人と一角獣」を見てきました。

タピスリーのある部屋は、思ったより暗くて、初め、「あれ?見づらい!」と思ったのですが、映像を見られる部屋が二か所あり、細部まで拡大したタピスリーを見ることができました。
解説も良くて、静かな16世紀の空間に入り込んだようで、大満足。

連作タピスリー「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」「我が唯一の望み」の中で、私は、オルガンを描いている「聴覚」が特に好きでした。それにしても、どのタピスリーも貴婦人の衣装の模様、質感まで表現されていて、驚きです。

子供の一角獣の絵(織物ですね)も初めて見ました。一角獣は、キリスト教に関係があるらしいのですが、私は、あまり理解ができなかった。本を読んでも、映画を見ても、すぐにキリスト教にぶちあたり、そのたびに、勉強しようと思うのですが、なかなか実現できません。

写真は、おみやげに買ってきた、絵葉書とボールペンとノート。このほかに缶入りのチョコレートも買ってしまった。
国立新美術館は、初めて行きましたが、きれいで、カフェもありました。次回はもっと時間のある時に行って、カフェにも入ってみたい。

連作最後のタピスリー「我が唯一の望み」というタイトル、まったく意味がわからないけれど、なんだか深いです。