大人の矜持~ラクロス編~関東学生の今年を偏見だらけで予想してみました | 鼓舞 平(こぶ平)のラクロス応援チャンネル

鼓舞 平(こぶ平)のラクロス応援チャンネル

ラクロスをこよなく愛する‘オヤジ‘がラクロスを紹介し、解説し、観客目線の情報を提供するチャンネル。シニアからキッズまで対象はラクロス全部です。

さて、本日はラクロス関東学生リーグ戦開幕直前の順位予想。


っと。その前に、Rio Olympic 男子体操団体 金メダルおめでとうございます。 内村、山村、加藤、田中、白井 選手かっこよかったですね。


他の団体競技の調子が良くないだけに、団体金という響きに日本人をの矜持を感じています。


水球、ホッケー、女子ラグビー7、サッカーはどうも参加するだけ。女子バレーも出だしが良くないので。かなりの開き直りが必要?  気持ちと、努力、目標が一致している感じの、女子バスケット 隼ジャパンの頑張りが目立つのみ?


頑張れ 日本。  団体スポーツとマラソンが頑張らない日本も盛り上がらない感じじゃないですか?


ということで、オリンピックに参加したら、頑張るであろう(世界ランキング的には一番上の)団体スポーツ

ラクロスの関東学生リーグ「そんな?ことはないわよ!順位予想」


今年は2007年にラクロスを観戦し始めてから、10年目の節目にあたります。

今年の関東1部のグループ分け

男子 日本体育大、早稲田大、法政大、明治大、神奈川大、千葉大
    慶應義塾大、東京大、一橋大、中央大、青山学院大、成蹊大


女子 明治大、慶應義塾大 東海大 法政大 東京学芸大、東京女子体育大
    日本体育大、立教大、 早稲田大、 青山学院大、 東京農業大、成蹊大


2007年 

男子 慶應義塾大、一橋大、日本体育大、横浜国立大、獨協大、青山学院大
    早稲田大、東京大、法政大、明治大、立教大、東京理科大


女子 立教大、東京女子体育大、慶應義塾大、青山学院大、日本大、大東文化大、

    日本女子体育大、日本体育大、早稲田大、学習院大、東海大、東洋大


と、男子の上位グループの変わりなさに比べて、女子は2007年は明治大学が1部にいないは、今年は日本女子体育大がいないは、東京女子体育大はようやく復帰したというように結構な動きがありましたね。


それからもわかる通り、

男子は 

日体大、慶應義塾、早稲田、東京、一橋、法政、明治、(青山学院さんは二部落ちとかありましたが。)上8校が変わらず、特に慶應、早稲田、東京、日体の4強の争いに一橋が加わるかの状況はほぼほぼ変わらない(9年間のファイナル4のメンバーが5校以外のケースは、東海と、明治と法政が1度ずつしかない)。そして、今年もその図式に大きな変化がありそうな様子はない。

春先からの東京の充実、5年かぶりに早慶戦を制した慶應に昨年の覇者日体、やはり早稲田ははずせない。というところで


今季は、久々の覚悟をみたいという意味で東京大学の優勝があるのかな?


女子は

日本代表候補に5名を輩出した立教が、一頭地を抜けているというお話が支配的です。しかも、HCが日本代表のHCで穴がない。練習試合も全員がそろうと負けない!


という訳で、2011年以来5年ぶりの優勝は決まり!




とは、行かないかもしれないのが、特に女子ラクロスではないかと思っています。


今季の女子のFinal4候補は、立教、日体大、早稲田、明治、慶應、東海だと思っています。その中で春から急速に伸びてきているのが、明治、東海、そして、4年生の頑張りと意識の高さが目立つ、8年ぶりに早慶戦を制した早稲田に注目をしています。


明治は日本一を連続して制覇した昨年から、主力が抜けて厳しいという見方から、春先の練習試合で結果も出なかった時から、全体の意識が変わったのか?とにかく全体の動きが速くなり、判断も早くなった。そして強烈に引っ張る存在も健在なので、3連覇されても全然おかしくないレベルに来ていると見ています。

それと似たような形のチームがもう一つ。        早稲田大。

現在の3年生が1年時からサマー、ウィンター、あすなろの3冠達成したものの、4年生の存在感が薄いんじゃない?と言われていたような昨年時の新チーム。4年生の負けん気に火がついて、見事に早慶戦を制した、その4年生のリーダーシップは明治と比肩しても劣らない。


そして、学生女子の場合、その精神性が一番結果を左右しそうな気がしています。


立教が、技術力が高く、チーム力も高い。 ただ、グラボを制するのは、一歩のポゼッションの詰めの意識の高さであり、その時々の対応力は、判断の速さに早さに左右されると観ています。


この、判断力の速さ、早さは相対的なものですから、2チームが相見えて初めて、分かる差になります。なので、技術力の高さだけでは測りきれない勝負強さを持つのが、明治、早稲田だと見ています。


そして、東海はその爆発力に関してはポテンシャルは1番高い、しかも、順調に伸びてきていると見ています。若さがあるという巷の危惧も、むしろ高校時代に潜り抜けた修羅場での力が出てくるとも考えられる。そして何よりも、そんな若くて個性的な下級生を引っ張るだけの力が人数は少ないけれど4年生にあるという事実。それが大きいと観ています。

崩れそうで、崩れないでも課題はディフェンス?みたいなチームですが非常に楽しみです。


そして、常連の慶應義塾と日本体育、いい意味で弾けたような個性が見られなくて、まとまろうとしているところが逆に小さくしているような感じに見えている。

勿論力はあるわけですから、慶應さんは開幕戦の対明治、日体大さんは8/20の開幕戦対立教でその力が試されることになります。


そういった、各校の状況を見つつの感じでは、、、大胆にもこうなったら面白い。刺激的な


本命 立教  対抗 東海     早稲田、明治、慶應が立ちはだかるか?日体大は4年生最後の1番の力に全体がどこまでキャッチアップしてきたか?日体大さんの場合ゴーリーさんの覚醒がもしかしたらキーなのかもしれない。(そろそろ二年前のU19代表のゴーリーさんが覚醒する頃?)  


そして、注目は東京農業大と東京学芸大のラクロスかもしれません。初の1部昇格、高い壁を一気に登り切って、1部に定着する力を魅せてくれそうな予感がします。


ちなみに、9年前は両校ともに3部の常連校だったわけです。学芸は東海と、農大は青学との初戦が鍵になりそうです。



来年の女子ラクロス世界選手権へ向けた、力強く、早く、速いラクロスに期待したいです。