みなさん、おはようございます!
小林 雄二です。
プレジデントロイターに
キリンビールの
三宅社長のインタビュー記事が掲載されていました。
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経済全体の成長の中で、
過去の成功体験を引き継げば社員も会社も成長できる時代はとうに終わっています。
現在は高度な専門性を持ち、自分のミッションをきっちり達成する人が求められます。
自分に合った専門性の伸ばし方を、
会社から与えられるのではなく自分で勉強する気概を持たないといけません。
専門性というと研究開発やマーケティングといった職種が思い浮かびますが、
例えば営業現場でもお客様が買いやすく、当社にとっては売りやすく、
お店にとっては全体の売り上げが増加するような提案ができるかどうかも一種の専門性です。
しかし普通にやってもこういう人は育ちませんから、
会社として育てる組織風土や仕組みを仕掛ける必要があります。
「社員の自助努力」で済ませてはいけない。
ただ、高い専門性と目標を達成する能力だけを求めると、
専門分野のプロにはなっても機能別組織の中に閉じこもってしまい、
会社は部分最適に陥ります。
だから私は「役割や部門の壁をいい意味で越境し、おせっかいを焼きなさい」と言っています。
タコツボに陥らず、全体最適の視点で各機能を連携させていく能力を身につけてほしい。
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とても勉強になります。
特に
役割や部門の壁をいい意味で越境し
という部分。
いい意味で
のバランスが難しいですが
このバランス感覚を身につけている
人ばかりであれば
越境し合える組織はとても強いと思います。