東京都庭園美術館で開催中の「鹿島茂コレクション フランス絵本の世界」へ。
フランス文学者の鹿島茂さんが、30年以上に渡り収集を続け、
これまで秘蔵されてきたフランスの子どものための絵本コレクションが初公開となったこの展覧会。
幼い頃、母に毎晩絵本を読んでもらった記憶の濃さよ。
1ページ、1ページ、今でもはっきり覚えているし、
あの頃の、夜と絵本の匂いが、ぶわっと立ち上るようでした。
それと同時に、こどものために絵本を作る大人の想いも伝わってきて、、、
胸がじんわり熱く、優しい気持ちになりました。
もうこの、犬とネコの表情、堪らない!
どんなお話なのでしょう。
絵本と言うのは、こうして、こどもの心を照らすような存在だなあと思ったり。
じっくり読んでみたいと思う絵本が沢山ありました。
一緒に行ったりかちゃんと。
庭園の桜が見事でした。急に桜が咲き始めて、気持ちが追い付かなかったなか、
ようやく、少しだけお花見ができました。
桜の季節は、数日、夜間拝観ができるそうです。
絵本と桜の夜。
懐かしく、しあわせな、春の宵。