東1局南家の配牌。ドラは 。ここからどんな最終形を描くだろうか。
をツモってから、出た
をとりあえずポン。
ここで
を切るのは簡単だが、
か
にくっつけて、最低1メンツは作りたいのと
安全度の高い
をとっておきたいことを考えると、
ここは
を切っておきたい。
新たにソーズで1メンツを作ることに、それほどの魅力を感じないのである。
その後は
ポンから順調に手牌は進み・・・
8巡目にして大三元のテンパイ!!
2軒リーチを受けたものの安めで倍満のツモアガリとなった。
構想通りとはいえ、1巡目からの変化には驚くばかりである。
メンホンチートイツの1向聴、対面から が出たところでどうするか。
とすると問題となるのは、いかにマンズでメンツを作るかである。
それならば、ここで
より先にマンズを1枚見せておくことはかなり有効だ。
相手から見ればソーズと字牌は切りにくいだろうが
結果はすぐにこんなテンパイ。
その後2軒リーチを受けて撤退することになるのだが、
マンズのホンイツであることは、読まれてなかったはずだ。
さらに局は進み南3局。ここで何を切るか。
自分は南家でドラは
。ソーズ模様の仕掛けが2人から入っている。
ピンズの3メンチャン、ソーズの両面の他に
か
が暗刻になってもテンパイするのだ。
確かに残せば手広いのだが、 を2枚使った最終形を考えてみると
処理したのだ。
私が
を切った直後、須田がなんと
待ちでテンパイを入れる!
ギリギリ間に合った!!
リーチをかけると高目をツモアガることができた。
今節は、最終形を想定した一打がズバリうまくいったケースが多く、
1122の着順でで大きくプラス。
途中から苦しい条件戦を強いられていた、多井とASAPINは
今節限りで敗退となった。
ポイント的にけっこう有利な状況になったが、
ここからはほぼ直接対決の16戦。
まだまだ安全圏とはいえない。
5節終了時。
1 330.0 16.50 20 9/ 6/ 2/ 3 1.95 Ⓟ小林剛
2 168.0 8.40 20 8/ 4/ 2/ 6 2.30 Ⓟ鈴木たろう
3 155.0 7.75 20 8/ 2/ 6/ 4 2.30 Ⓟ石橋伸洋
4 79.0 3.95 20 4/ 7/ 6/ 3 2.40 Ⓢ福地誠
5 -57.0 -2.85 20 4/ 4/ 8/ 4 2.60 (≧▽≦)
6 -64.0 -3.20 20 4/ 7/ 4/ 5 2.50 Ⓟ須田良規
7 -273.0 -13.65 20 2/ 6/ 3/ 9 2.95 Ⓟ多井隆晴
8 -338.0 -16.90 20 1/ 4/ 9/ 6 3.00 ASAPIN