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真面目な女性向けの恋愛入門書。内容はこちらからどうぞ。
 
長岡昌子さん(仮名・40歳)から昨年彼氏ができたご報告をいただきました。
その経緯をご本人の了解をいただきご紹介させていただきます。
親や先生に進路を決めてもらって気が付けばアラフォー。
20代は面倒くさい女で恋愛関係をぶち壊し、就活も失敗という昌子さんのお話です。
青文字・・・男にいってはいけない言葉
↓↓↓
 
私なんか可愛くないし。どこがいいの?」
「そんなことないよ。昌子はかわいいよ」

とブーたれた長岡昌子に徹也はなだめるようにいう。
「そ〜お?」
昌子は愛情の確認テストが終わって安心した。

2人の間でこのやりとりは挨拶のようなものになっていた。

1私なんかダメだし」→
そんなことないよ。しっかりしているよ」爆弾
2どうせ私なんか可愛くないし」→
そんなことないよ。かわいいよ」メラメラ
3「私のこと好き?」→「もちろん好きだよ」ドンッ

いくつかバリエーションがある。

だから今日も同じように「そんなことないよ」と返してくると期待していた。

「私なんか可愛くないし、どこがいいのよ?」

「そうだね。好きかどうか分からなくなった。
しばらく距離を置こう爆弾メラメラ
それでも好きならまた付き合おう」
 
滝汗
「え?どういうこと?私を捨てるの?

「いや、距離を置くだけだから」

「なんで?いやなの?」

昌子は泣きだしたえーん
徹也はその場はいつものように優しくなだめてくれた。

涙は自然に出たものだ。
しかし、泣くほど悲しめば徹也は優しくしてくれるとどこかで期待していたのが裏切られた。

しかし、昌子がなんどメールしても、その日から返信はこなかった。
私があんなに泣いたのにムキー

返事がこないので、昌子のメールはだんだん長くなるゲッソリ
送る時間はいつも22時以降。

徹也の立場にたてば、深夜に長文メールがなんどもくるメンタル不安定な相手にまともに相手をするわけが無いと分かるのだが、
21歳の昌子には男をつなぎとめる方法は泣く、
拗ねる、ダダこねたロングメールを送る、
これしかないと思っていた。
 
出会った時、二人とも大学二年生の19歳。
付き合って一年すこし。
きっかけは同じゼミの子が企画した他大学の学生もいる合同バーベキューだ。
昌子にとってはじめての彼氏だった。

彼氏ができても、昌子は本当に徹也が自分なんかと付き合うメリットが正直よく分からなかった。
20年ほど生きてきて、勉強、スポーツ、笑い、容姿、性格などどのジャンルでもクラスで目立ったわけではない。

「私なんかのどこがいいの?」
これは、昌子の本心でもあったし、そうやって確認しないと不安だった。
誰かにいいところを見出してほしかった。
 
==
===
 
ちょうど一年前、2月の第二日曜日にはじめてお会いしたのです。
昌子さんはある日突然、うまくいくようになったわけじゃないの。
コツコツと継続したのです。
 
他人から認めてもらうためじゃなく、
自分を認められるように、今日から始めよう。

 

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