数々のダメンズを渡り歩いてきた真登香さんが運命の人と出会うまでを連載しております。
キャリアもない人生をリセットすべく、
MBAに入学するもクラスメイトの主催するパーティーで出会った恋人から、
フラれて大失恋。
その直後に、このブログにたどり着き、
自分から告白する自己流恋愛が危険だと知ったのでした。
一か月で外見の大改革。
食事に行ける男友達も増えました。
その中の石黒と4回目のデート。
http://ameblo.jp/koakuma-mt/entry-11948257232.html
本日、最終日
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おそらく女性と付き合ったことはほとんどないであろう石黒だったが、
だんだん楽になってきた。
ほとんど会話もなく、出てきたメニューに
「おいしいね」「そうだね」くらいボソボソと言葉を交わして店を出た。
駅まで歩く途中で
「ねえ、真登香さん」
「なに?」
「ぼくと結婚前提で付き合いませんか」
「いいよ」
頭の中で鐘もならず、淡々とプロポーズに近い告白は終了した。
そして、2か月後に入籍したのでした。
新居に引っ越す準備をしながら、夫に聞いてみた。
「なんで私と結婚しようと思ったの?」
「うまくいくように前を向いていけるから結婚したんだよ」
「そうだね」
黙々と荷造りをする夫の背中を見て思う。
昔の真登香からみれば、石黒はダメンズだ。
失敗していろんな学びがあったから、
石黒と会ったときにダメンズと切り捨てなかったのだ。
泣き明かした日があっても、翌日には前を向いて動いたから彼と出会えたのだ。
真登香さんのお腹にはいま、二人の赤ちゃんがいる。
この話を失敗を防ぐ知識として使わないでほしい。
知ってできたつもりになり動かない口実にするな。
転んで立ち上がる勇気に、
泣いた日に笑う強さに、
傷ついても人を信じる希望の素にしてほしい。
読者ではなく次の主役が、ここから生まれるきっかけになると信じてます。
ちなみに、真登香さんは話が長くなるから省略したダメンズがあと数人います
そして、その都度また立ち上がったの。
見習おう。男を見る目などなくてもいい。(たいていの人は真登香さんよりマシだし)
転ばない方法など探すな。
何回も転べ。
何回も立ち上がる行動力を見習おう。
あなたは今日が一番若いのだ。
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