買うつもり無かったのですが、ジャンク扱いで安く売っていたので、つい買ってしまった、TOSHIBAのdynaPadです(笑)

正式な型番は、dynaPad N72/VGQで、2016年夏モデルのTransferJet搭載のほうです。
dynaPadとしては二世代目、後継モデルがまだ出ていない(ディスコン?)ので、実は最新モデルだったりするんですよね。

スペックは、12インチ1920x1280のWUXG+液晶にAtom x5 Z8300、4GB、128GBフラッシュメモリとなってます。
手書きに注力したタブレットで、デジタイザーはワコムとの共同開発だそうです。


デタッチャブルPCなので、このようにタブレットとキーボードドックに分かれます。


タブレットをキーボードドックから取り外すと、しっかりモードが切り替わるようになっているので、

このようにタブレットモードになります。

さてさて、dynaPad N72のレビューをしてしまいましたが、この子は元々ジャンク扱いで売られていたものです。

ジャンク理由は、
1.フリーズする
2.ドライバーが当たっていないデバイス複数
3.両脇に色むら

となってました。

実際動作確認させてもらったところ、液晶の色むらはほとんど気になりませんでした。

が、フリーズ以前にタッチパネルが動きませんよ~(笑)
これ一番問題じゃないですか?これこそ記載しないと(笑)
なので、キーボードドックから切り離した状態では、まったく操作できません。

キーボードドックにセットしていると、タッチパッドでは操作できますが、しばらくすると固まります(笑)
多分これがフリーズするって事ですね。

こうなると、電源長押しの強制シャットダウン(笑)

再度起動して、コンパネからデバイスマネージャー確認。
ひどいっすね~(笑)
センサー系のドライバーが見事に当たってません(笑)
どうやったらこうなるんだろ?

もうひとつ、コンパネのシステムを確認すると、ペンとタッチの項目はタッチパネルであるにも関わらずサポートしてませんだって(笑)

分かりましたよ、このdynaPad N72ですが、おそらくハードの故障はありません。
単純にドライバーが当たってないためにタッチパネル効かない、固まるが起こってるだけ。

多分、ネットに繋いでドライバーの更新かければ、TOSHIBAオリジナルデバイス以外は全てドライバーが当たるはず。

予想としては、何らかの原因でリカバリーデータがおかしくなってるか、または、もしかしたら別の機種のリカバリーを走らせちゃったのかもしれません。
TOSHIBAの機種は、異なる機種のリカバリーメディアでリカバリー出来ちゃったりしますので(笑)
デバイスドライバーが当たってないのは、その可能性が高い。

で、このジャンク品のお値段は30000円
問題がシビアではなさそうなので確保しときました(笑)

帰宅後、とりあえず無線LANに繋いでドライバーの当たってないデバイス全て更新かけてみたところ、ひとつだけ残っちゃいましたが、あとはドライバーが当たり、タッチパネル復活、フリーズもなく、普通に使えるようになりました(笑)
やっぱ、ドライバーでしたね。

で、ここで一度リカバリーをかけてみました。
すると、元のドライバーの当たらない状態に戻っちゃった(笑)

リカバリーに問題ありですね。
D to Dのリカバリー領域のデータが壊れているか、前述した他のTOSHIBA機のリカバリーデータになってるかどちらかです。

ただ、壁紙がdynaPadのものだったので、リカバリーデータの破損の可能性もありです。

でも、まぁハードのトラブルは無かったので、またちまちま不明なデバイスのドライバー更新をやり、初期バージョンのWindows10だったので、アップデートしてアニバーサリーUpdateまで持っていきました。

非常に快適に動いております(笑)

この時点で、リカバリーメディア作ってみないとですね。
アニバーサリーバージョンにした状態でリカバリーメディア(回復イメージ)を作ると、これでリカバリーすると、アニバーサリーバージョンでリカバリーされます。
すると、多分ちゃんとドライバーが当たっている状態でリカバリーされるはず?

試す必要あるんですが、dynaPad N72はAtomなので、えらくリカバリーに時間がかかるので時間があるときにでも試します。

あとは、東芝工房に行ってちゃんとリカバリーリペアしてもらおうかな。

では、最後に

左から、VAIO Z CANVAS、dynaPad N72/VGQ、Duo13 red eeitionです。
サイズはdynaPadが一番小さいですが、12インチなので、12.3インチのZ CANVASより若干小さいくらい。


下にZ CANVASがあるんですが、ほとんどみえませんね。

dynaPad N72は、個人的には普通だったら手を出さない機種です。
ペンで書くに注力したビジネス寄りのデタッチャブルで、中古でもそこそこします。

それを、実はハードにトラブルがなくて、箱、説明書類も揃っていて30000円なら、下手なタブレット買うよりお得です。

これ、キーボードかなり打ちやすいですし、タブレットはかなり薄くて軽いので、持ち歩きも苦になりません。
厚みは、SONYのXPERIA Z4 Tablet並みです。

いいものみつけちゃいました(笑)

おしまい

3月28日追記
dynaPad N72/VGQのOSをWindows10アニバーサリーアップデートVer.1607にアップグレードして、回復からリカバリーメディアを作成し、そのリカバリーメディアからリカバリーを行ったところ、不明なデバイスが出ることもなく正常にリカバリーする事が出来ました。
リカバリー後もアニバーサリーアップデートになります。