InDesignで索引を作る1 | 3倍早くなるためのDTP講座

3倍早くなるためのDTP講座

DTPの作業を早くするためのテクニックを綴っていこうと思っています。

索引は必ずあるものではなく、あっても一冊に1つが基本なので作る機会も少ないかもしれません(DTPやってても一生作らない人もいると思います)。
普段作り慣れないものに突然ぶち当たると、けっこうな時間を食ってしまうものです。

索引項目は著者や編集者のさじ加減ですので、頁数に比例するわけではありません。
頁数が多くても1ページで済んでしまうものもあれば、数十ページにわたるものもあります。

スタイルや項目の統合などこつこつと作業をするのは大変ですし、項目が1000を超えたりするとけっこうな手間を取ります。

逆いえば、何ページあろうが同じ作業で済ませてしまえれば何も怖くありません。
前回もそうでしたが、ここは「考え方」を重視して作ってみましょう。

索引抽出の方法は様々です。標準の索引機能を使ったり、プラグインを使ったり、目視で抜き出したり。そのへんはそれぞれですので、「ソート済みのテキスト支給で組みから」という設定で進めましょう。

支給テキスト
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手抜きで申し訳ないのですが、ダミーで作るにはとっても大変なのでご勘弁を。
注目しておきたいのが、ソートはされているが同一項目が重複している点。
また、見えませんがアルファベットの見出しはありません(項目がずっとZまで続いています)。

これをこのような体裁に
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項目とノンブルの間は全角空き、折り返しは一字下げとします。
重複項目は半角カンマ+半角スペースでまとめます。

総ページで5ページくらいになるとしましょう。

いつものごとく、つづく(おいっ!)。