索引は必ずあるものではなく、あっても一冊に1つが基本なので作る機会も少ないかもしれません(DTPやってても一生作らない人もいると思います)。
普段作り慣れないものに突然ぶち当たると、けっこうな時間を食ってしまうものです。
索引項目は著者や編集者のさじ加減ですので、頁数に比例するわけではありません。
頁数が多くても1ページで済んでしまうものもあれば、数十ページにわたるものもあります。
スタイルや項目の統合などこつこつと作業をするのは大変ですし、項目が1000を超えたりするとけっこうな手間を取ります。
逆いえば、何ページあろうが同じ作業で済ませてしまえれば何も怖くありません。
前回もそうでしたが、ここは「考え方」を重視して作ってみましょう。
索引抽出の方法は様々です。標準の索引機能を使ったり、プラグインを使ったり、目視で抜き出したり。そのへんはそれぞれですので、「ソート済みのテキスト支給で組みから」という設定で進めましょう。
支給テキスト
手抜きで申し訳ないのですが、ダミーで作るにはとっても大変なのでご勘弁を。
注目しておきたいのが、ソートはされているが同一項目が重複している点。
また、見えませんがアルファベットの見出しはありません(項目がずっとZまで続いています)。
これをこのような体裁に
(拡大)
項目とノンブルの間は全角空き、折り返しは一字下げとします。
重複項目は半角カンマ+半角スペースでまとめます。
総ページで5ページくらいになるとしましょう。
いつものごとく、つづく(おいっ!)。