Illustratorでリンク配置の危険性3.5 | 3倍早くなるためのDTP講座

3倍早くなるためのDTP講座

DTPの作業を早くするためのテクニックを綴っていこうと思っています。

前のエントリーに、CLさんからはてなブックマークの方にコメントをいただきました。

以下引用
「必ずしも同一階層でリンクかけなおす、というわけではない。Illustratorの画像参照って、おそらくカレントディレクトリ的な概念があるから、注意した方がいいと思う。」


ああ、そういえば以前そんな現象に出会ったことがあるかも。

と言うことで「大好きなイチロー君を見失ったら、同じクラスのイチロー君に走っちゃうけど、実はもっと危険なことが…」について検証してみました。


「Macintosh HD」内に「名称未設定フォルダ」を作り、中に「ひまわり.eps」を入れ、Illustratorファイルからリンクを掛けます。
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こうなっとります。



次に別マシンの「Macintosh HD」に「名称未設定フォルダ」をつくり、全く違うファイルを「ひまわり.eps」として置いておきます。

先ほどのIllustratorファイルをUSBメモリにコピーし、別マシンで開くと、別マシンの「ひまわりにリンクがかかっています。もちろん、警告無し♥

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開くとこうなります。




しかもIllustratorファイルと同一階層内に正しい画像が入っています。これは危険ですね~。

五中の3年2組のスズキイチローくんなら、一度見失ってしまうと隣市の五中の3年2組のスズキイチローくんでも同じとみなすようです。

名前しか見とらんやんけ!!

このように、Illustratorは突っ走るタイプですので、ファイルネームに限らず安易な名前は避けておきましょう。

CLさん、ありがとうございました。

また、kamisetoさんからもはてなブックマークの方にコメントもいただいております。
こちらは現在検証中ですので、整いましたらアップします。