Illustratorで「フォーマットなしでペースト」したい(OSX) | 3倍早くなるためのDTP講座

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DTPの作業を早くするためのテクニックを綴っていこうと思っています。

今日は便利なソフトを勝手に紹介しちゃうシリーズです。

Illustratorでテキストをコピペすると、コピー元の属性でペーストされてしまいます。
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●●●●をダミーにコピペすると、

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コピー側の属性のままペーストされます。

InDesignには「フォーマットなしでペースト」という機能があり、普通にペーストしたときはコピー側、フォーマットなしでペーストを使えばペースト側の属性になります。

InDesignでは標準のこの機能も、Illustratorではなぜかいまだに搭載されません。

テキストをプレーン化するためだけにテキストエディタを介してペーストしたりしていませんか?(ワタクシはしてました)

そんなときはものかのさん作の「CiPT(Change into Plain Text)」(※注:OSX専用)を使いましょう。
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起動するとグレーの影が現れ、それをクリックすると文字の属性がなくなります。
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これでペーストすれば文字はペースト側の属性になります。
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このとおり。

大きさ、位置、濃度、カラー、表示/非表示なども設定でき、ショートカットを当てたりもできます。
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環境設定でカスタマイズが可能。とても使いやすいです。

Quickeysを使ってInDesignと同じショートカットにすることもできます。
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直感的に操作でき、シンプルで柔軟性もある素晴らしいアプリです。