角復活 | 3倍早くなるためのDTP講座

3倍早くなるためのDTP講座

DTPの作業を早くするためのテクニックを綴っていこうと思っています。

効果を使わずに、フィルタでかけた角丸などは、角丸半径を変えたりすることができません。
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その場合は角を復活させて再度かける必要があります。

ということで、頻度はあまりないかもしれませんが、いざあるとちょっとめんどうな角丸の角の復活を。


まずは昔から知られている「段組設定」。

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ガイドを追加のチェックを入れて消すと、角丸が角になります。でもこれ、本来は角を尖らす機能ではありません。
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試しにちょっと回転したものでやってみると、
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大外の大きさのオブジェクトになってしまいます。
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では、回転やパースの付いたようなものはどうやって復活しましょうか。

条件さえ揃えばちゃんと復活できます。いろいろ考えてチカラワザアクションなんかを作ってみたけど、ガーン! PICTRIXさんの公開しているAI用スクリプト「Re_Corner」で一発でした。

一つの角を選んでスクリプト実行。応用も利いて、アクションにすればショートカット化も可能です。シンプルですごく良い!!! 詳細とダウンロードはPICTRIXさんのサイトで。

なにする?DTP+WEBにてスクリプトのアクション化に関するバグが報告されています。スクリプトはメニュー項目からアクション化はできるものの、Illustratorを再起動すると消えるという致命的なものです。現状ではスクリプトのアクション化はその場限りの使い捨て扱いのようです。Adobeさんには強く修正を望みます。

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角を選んで、

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スクリプトを実行するだけ。

こんなの見ちゃったら、作ったアクションは恥ずかしくてお見せできません。

スクリプト、すごいなぁ。避けて通れない予感…。