こんばんは!
岡田です^^
さて、今回はデジアナ・バランス(感性トレンド)を記します。
世の中の流行を、時系列に並べていくと、面白い事がわかります。
1985年当時の自動車のデザインは直線基調で四角い車が多かった。
現在は、曲面曲線多様で丸いラインを持つ自動車のデザインが主流になってきている。
1957年は、やはり、曲面・曲線多様で丸いラインを持つ自動車のデザインが主流だった。
例えば、
ワーゲン・ビートルのリニューアル。
ミニがBMWにて復活。
FIAT500 チンクチェント ルパン三世の愛車 が復活。
自動車のデザインだけではありません。
1960年代の女性の髪形は、現在で言うお団子ヘアのような髪型が主流だった。
1985年は頭頂部は、盛らずにレイヤーで横に広げている聖子ちゃんカット。
現在は、お団子ヘアーやら、もりもりっと盛ってしまう髪型。
お菓子でも、ジェリービーンズなどの復活。
流行が繰り返しているのがよく理解できます。
この流行の周期は、マーケティング業界でもよく使われますが、マジカルナンバー7の7年で、傾向が変化します。
その7年が起承転結を描き、、つまり、7年×4=28年で、ガラッと大きく傾向を変えます。
短軸索リンク活性傾向のデジタル期と長軸索リンク活性傾向のアナログ期にわけられます。
現在は、1999年にアナログ期に転換し、第二期めのグラマスピークのロイヤル期にあたります。
冒頭の自動車のデザイン傾向は、見事にそれを物語っています。
商品デザインやネーミング・コンセプトなどは、このデジタル期アナログ期にぴたりと当っています。
1985年はデジタルピークで、無駄なく、皆と同じものが心地よい時代なので、ファミレスが流行しましたが、現在は、ファミレスは苦戦していて、個人の隠れ家的なお店が人気があります。
アナログ期には、自分だけの特別感が心地よくなるからです。
デジタル期には、モノトーンが流行しましたが、現在は多色の時代です。
携帯やPCまでもが、多色の商品ランイUPをしています。
歌のヒット曲の変遷もそうです。
1999年までは、電子音楽全盛で、小室ファミリー大活躍でしたが、1999年を堺に、宇多田ヒカル、浜崎あゆみなど、聞かせる歌が多くなってきています。
工業製品や社会インフラには、ハード期・ソフト期が大きな影響を与えます。
2012年にハード期に転換し、社会インフラが整えられる時代がやってきます。既にその兆候はあらわれています。
第二東京タワー・第二東名高速・リニアモータカー・MRJ(国産旅客機開発)
車では、1000馬力を超える自動車が相次いで発表。
急速な電気自動車への期待感とインフラ整備。
工業製品は、このハード期に格段に進化します。
また新しい概念や、新しい技術が開発されます。
また、淘汰される時期でもあります。
その中で生まれたものが、ソフト期に中身の使い勝手の向上が図られます。
先のミニバンブームは、ソフト期の特徴を表しています。
そして、パソコンでも、1995年のウィンドウズ95はOSに大きな進化をもたらし、その上にのっかるソフトも急激に進化しました。
駄菓子菓子、なぜかビスタは不評。7も・・・・Macのシェアが今後広がる可能性は大きいです。
ソフト期の終焉を告げています。
流行は、個人の快・不快の積み上げの結果です。
この快・不快は感性の領域です。
多数の人が快と判断したものが、流行になっていきます。
つまり、前回の長軸索活性傾向・短軸索活性傾向は、個人の中にもありますが、社会という単位で見ても、あぶりだされています。
個人の志向が少し変化しているだけなので、個人ではなかなか気がつきませんが、その小さな変化が流行という現象となって現れているのです。
つまり、個人の傾向を知り、社会の流れがわかれば、ヒット商品の開発は、既存マーケ手法よりも優位性を持つことになるのです。
これを細かく記したものが、「人はなぜ、7年で飽きるのか?」です。
個人に落とせば、そのギャップが、苦しみを生み出すことにもなっているのでしょう。
拙書出版の時には、ハード期・ソフト期の発見直後であったこともあり、その後、研究が進み、現在は、デジアナ・バランスという見方で物事を捉えると、デジタル・アナログ:ハードソフト全て矛盾なく、かつ、それまでの理論では説明するのが難しかったことも簡単に説明がつきます。
更には、経済トレンドとの相関までわかっています。
出版後は、私は師の元から独立しましたので、世界初のオリジナル解釈となります。
この回は少し難しいかもしれません。
簡単にまとめると。
大衆単位での脳の潜在域のデジアナバランスが流行をつくっているというこです。
これが、わかってしまうと、商品コンセプト・ネーミングなど、なにが、顧客の脳の潜在域の快・不快のスイッチをさわり、購買に影響を与えるかがわかるということです。
さらに、対象顧客のデジアナバランスがわかれば、的を絞り商品コンセプトをつくりあげ、売れるネーミングをつけられるということです。
禁止されている視覚によるサブリミナル効果を使わなくとも、このサブリミナル効果を商品自体に持たせる事が可能となるのです。
大きな企業さまだけでなくアメブロでビジネスされている方のブログデザインや文言。キャッチな言葉。これも読み手に響かせることが可能です。
つまり、サブリミナル効果で稼げるブログが作れるということになります。
また、ご自身の商いの方向性が時代にあっているのか?
簡単にわかります。そして、違っていた場合、どういう方向性に持っていけばよいかわかるのです。
今回はここまでです。
では、また^^