ヤマダ電機 中古車買取参入 | なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

岡田耕一:脳のモードを知れば、仕事も恋愛もうまくいく

以前、ヤマダ電機が新車販売に進出した事をこのブログでも取上げた。

今度は、中古車買取に参入とのことである。

これは、いよいよ本格的に自動車の流通機構が変わる可能性が高くなってきたと感じる。

中古車買取の大手は、もちろんガリバーである。ガリバーは独自のシンクタンクを持ち、更には査定システムの特許も取得している。

全国展開されていて、買取額が高い=中古車が集まる。
この中古車が集まる図式は非常に強みになる。

なぜなら、中古車販売をするものは、どこからか仕入れをしなければならない。
現在はオークションが主流となっている。
そのコストを削減できる。

そして、日本の中古車は、海外での評価が非常に高い。
日本国内の中古車販売という枠を超えてのグローバルな展開が可能である。

つまり、ローコストで仕入れることが出来るガリバーは、グローバルに商売を展開できるというこである。
おそらく新車ディーラー権を欲しがっていると推測する。

これに関しては、国内メーカーの力が強く、簡単にはディーラー権は取得できないはずだが、外車なら可能であろう。

また、日本の新車販売会社でも複数の国産メーカーとディーラー契約をしたところがあると聞く。

これまでの構図が変わってきているのだ。

そこに、全メーカーを扱う事ができ、一件一件、ディーラーをまわらなくてもよいワンストップでの購入形態をリアル店舗で実現しているヤマダ電機が、中古車の買取に参入した意義は大きい。

日本の自動車販売の形態が大きく変わる可能性がある。

業界関係者の方は、未来を見れるものだけが生き残れる覚悟が必要かもしれない。