民法「小テスト」(3)解説ミニゼミ☆ | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」


プログレ流 合格コーチ 2012


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問題1


物権の取得原因には、承継取得と原始取得がありますが、原始取得原因を3

つ書いてください。


では、今回もクッシュボールさん頑張ってくださいね。


プログレ流 合格コーチ 2012

原始取得原因を問う問題は昨年も、本試験で出題されましたが、クッシュボール

さん覚えていますか?


確か、即時取得の問題でしたよね。


そうですね。


「CがAのカメラを即時取得するのは、Bの占有に公信力が認められるからであり、

その結果、Bがカメラの所有者であったとして扱われるので、Cの所有権はBから

承継取得したものである。」


もう一度、パワーポイントで知識を整理しておいてくださいね。


問題2


物権と債権の違いについて、2つの項目から説明してください。


本試験では、こういう大きな「視点」を直接問う問題は、ほとんど出題されませんが、

これを具体化した問題は、他資格試験ではよく出題されています。


クッシュボールさん、どうですか?


①留置権と同時履行の抗弁権との比較問題と、②地上権と土地の賃借権

との比較問題です。


さすがですね。


こういう具体化した問題においては、物権と債権の違いの視点が問われますから、

他資格試験の問題とプログレカードで知識を整理しておいてください。


問題3


物権的請求権の3つの種類とは?


占有訴権と比較しながら、プログレカードを見ておいてください!


問題4


177条の「第三者」にあたらない者を3者書いてください。


平成20年度の記述式で出題されたテーマです。


まさか、判例の云う、177条の「第三者」の定義を記述式で書かせるとは、ほとんど

の受験生は予想していなかったと思います。


今回の問題で聞いたように、177条の「第三者」にあたらない者の具体例を記憶し

ているのが普通ですからね。


民法の記述式は、最近は、2年連続同じような出題形式で出題して、3年目は出題

形式が変わるパターンが多いですかね。


ということは、今年の出題形式はどうなるんですか?


いいご質問ですね。


昨年、出題形式が少し変わったので、今年も、昨年と同じような出題形式になる可

能性が高いのではないでしょうか?


ということは、「2つの方法」シリーズですか?


まあ、どうなるかわかりませんが、記述式対策として、事前の準備をしておいた方

がいいかもしれませんね。


問題5


判例は、共同相続と登記について、どのように解していますか。


問題5と問題6は、相続と登記の4つのパターンからの出題です。


今回の問題で、パッと答えが出てこなかったら、もう一度、パワーポイント212以下、

プログレカード078を確認しておいてください。


クッシュボールさんは、どうでしたか?


こう典型パターン問題は、パターン化して知識を整理しています。


不動産物権変動と登記の問題は、平成17年度と平成20年度に大問で出題されて

いますので、出題サイクル的は、そろそろ要注意テーマです。


コーチの出題予想はかなり当たりますからね。出題サイクル的に危ないと

云っていた、即時取得の問題や法定地上権の問題も、選択肢の構成も含

めて、ズバリ的中でしたし、ある受験生曰く、コーチは、受験界の公認予想

士だそうですよ(笑)。


そんな資格あるんですか…


問題6


判例は、相続放棄と登記について、どのように解していますか?また、遺産分割

後の第三者の場合と違いが生じる理由について、どのように解していますか?


遺産分割後の第三者と相続放棄の場合の違いについては、プログレカード074・

075の判旨をよく読んでおいてください。


問題7


混同の例外として、他物権が消滅しない場合(具体例)とは?


混同は、かなりマイナーなテーマですが、最近の行政書士試験では、結構マイナ

ーなテーマからも平気で出題してきますので、念のため最低限度の知識は、「ア

タマ」の中に入れておいてください。


パワーポイント314以下の混同のパターンくらいでいいですか?


そうですね。混同のパターン①②は、他資格試験では頻出している出題の「ツボ」

ですので、もう一度、パターンを理解しておいてくださいね。


問題8


占有(権)の効果を3つ書いてください。


占有権は、点の知識で押さえると、何だかよくわからなくなってしまうので、パワー

ポイント225で、所有者から物権的請求権を行使された場合の、占有者の反論とい

う形で、事例の中で知識を整理してみてください。


パワポ225は、他人物売買パターンでも使えますよね。


そうですね。民法は、問題に出題される典型事例をあらかじめパターン化しておく

と、膨大な知識が綺麗に整理できると思います。


そういう意味では、パワポ図解集は、記憶しておくべき典型パターンの宝庫

ですね。


問題9


即時取得の要件とは?また、各要件のあてはめにおいて、問題となる点とは?


知識の確認のために出題してみましたが、即時取得の要件あてはめ問題は、昨

年直球で出題されているので、今年はさすがにお休みだと思います。


えっ!早く云ってくださいよ!


でも、昨年出題された委任と事務管理の比較の問題みたいに、全く同じテーマ・

内容の問題が2年連続して出題されることもありますから…


問題10


現行法上、不動産については、公信の原則は採用されていませんが、公信の原

則と類似の機能を営むものとして、どのようなものがありますか。


この問題は、さすがにもう耳タコ状態ですかね。


ですね…


では、今回のこれで終わりにしましょう!


お疲れ様でした。



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