山から友が降りてきた。

普段、観光地である某山で勤務している
友人A（♀）が、昨日下山してきた。

自然保護に関する仕事をしていて、
レンジャー（自然保護官）や観光ガイドなど
とにかく、いろんなことをやっている。

彼女が今の仕事をはじめた頃、「今度の誕生日、何が欲しい？」と聞いたら・・・

友人 ：「チェーンソー」（※図１参照）

　※図１


とのたまった体重40kg弱の 子鹿のような女子 だ。

現在の仕事をするようになって以来、
「シュラフ（寝袋）」とか「テント」とか
山用品しか欲しがらないので、
最近はあえて聞かないようにしている。

そんな友人Aと８ヶ月振りにランチを食べる。

友人 ：「もうちょっと早く帰ろうと思ってたんだけど、
　　　　　　　熊が出てさ～。」

昼時の東京では、あまり交わさない話題だ。

熊、出ないし。

そんな友人は 熊対策担当。

詳しい仕事内容はわからない。
主に生態調査らしいが、当然 熊にもよく遭遇 している。

なので、熊が出てけが人が・・・なんてニュースが流れると
テレビの前に飛んで行って友人の無事＆詳細を必ず確認している。
が、当の本人は飄々と任務をこなしているように見える。

相変わらず元気なんでいいんじゃがな。

そして無印良品で買い物もした。

友人は例のマイバックも購入。

そこでもらった例のどんぐりくんを取り出し、

友人 ：「これはコナラ（小楢）か？・・・コナラっぽいな。」

と、吟味しはじめ、

「このどんぐりの生えていた所に育てた苗は返さないと
違うどんぐりでは遺伝子が混じってしまう。」

らしいので

「そういうのはちゃんとやってくれるのかなぁ。
・・・でも大丈夫か！」

と、心配したり、おおらかになったりしていた。


友人A 、下山してもココロは山。