「C to C」ってどうなの? | 「ニットキッチン」元社長の奮闘記

「C to C」ってどうなの?

はいはい(^-^)/



昨日、

某中堅アパレルが

倒産しちゃいましたね~。



民事再生だそうですが

負債額が60億だそうですので

結構インパクトが大きいですよね。



私の周りにも

関係者が多いので

不用意な発言をして

また怒られてしまわないように

今回は黙ってます!(笑)



それにしても

「坂本さん!何か知ってますか!?」

って、みんな連絡をくれるのですが

私は信用情報機関ではないですよ~(^O^)/



かつて

「アパレル業界の梨本勝」

と呼ばれたこの私も   (^o^;)恐縮です!  ヽ(`Д´)ノ誰も呼んでない!



さすがに今はもう

アパレル業界の中枢にはいないので

そんなに「事情通」ではないです。

そこそこは知ってますけど(笑)



まあいずれにしても

こういう暗いニュースを聞くと

なんだかヘコみますよね。



かつての自分を

思い出しちゃったりして・・・



はぁ・・・(*´Д`)=з



・・・



っと、いかん!いかん!



危うく

自分の殻に閉じこもるところでした!(;^_^A



さて、

気を取り直して



皆さん最近

「C toC」って言葉を

良く耳にしますよね!(*^-^)b



このBlogの

マニアックな読者の方なら

すぐにお気付きになるとは思いますが



・B to B(Business to Business)

・B to C(Business to Consumer)

・C to C(Consumer to Consumer)



つまり

一般消費者(consumer)間で行われる

取り引きのことですね。(o^-')b







ここでは主に

「ファッション業界」に絞って

書いていきますね。



日本では長らく

「ヤフオク」が

その役割を担ってきましたが



PCとネット環境を持ち、

ルールを熟知した一部のユーザーが

利用していたに過ぎませんでした。



ところが、

スマート端末の急速な普及に伴って

昨年あたりから



もっと手軽に

「売り買い」することが出来る

いわゆる「フリマサービス」を

提供する事業者が台頭してきましたよね。(*^-^)b



Fril

メルカリ

STORES.jp

STULIO



などなど・・・



まだまだ

他にも沢山の事業者が

既に参入してますね。



こういう

消費者と消費者が

何らかの取引をする

「場」を提供する事業者のことを



「プラットフォーマー」とか  ←変身はしません(^_^)v

「エスクロー」とかって

言いますよね(*^-^)b



いずれのサービスも

スマホに最適化されているので



スマホのカメラで撮影し

指示通りに

簡単な入力フォームを埋めるだけで

簡単に誰でも出品出来ちゃいます。



ネットの知識がなくても

誰でも簡単に

「個人商店」を出せてしまうのが

最大のウリですよね。v(^-^)v



消費税率のアップで

税金のかからない

「個人間取引」が

俄然注目されてますので



今年の年初あたりには

業界の有識者の方々が

こぞって



「今年は”C toC”元年になる!」



って鼻息荒く語っておられました。(^_^;)



それが本当なら

新品需要は

大幅に減少してしまい



我われアパレル業界は

大打撃を被ってしまいます!(´Д`;)



大事件ですよね!



あれから8ヶ月・・・

今年も2/3が終わってしまいましたが

「”C toC”元年」に

なりましたでしょうか?



確かに

私が今一緒にお仕事をさせて頂いている

タレントさんやモデルさんなどは



「周りみんな”STULIO”使ってるよ!」



って言ってましたし、

(たくさん着ない服を持ってますからね~w)



「STORES.jp」は

既に出店数10万店舗だそうですので(@_@)


(※ちなみに性質が違うので単純に比較は出来ませんが、楽天は現在約4万店舗。)



着実に伸びてきては

いるみたいですね。(o^-')b



でも

ネット通販市場を

席巻するような現象までには

まだ至ってないような気がします。。



経済産業省によると

2012年個人向けネット通販の市場規模は

前年比13%増の9兆5000億円だそうです。



このうち、

「”C to C”ビジネス」が

どの位のシェアになっているのか?

とても興味があるのですが



残念ながら

どこを調べても出てきませんし ※どなたかご存知でしたら教えてください!(^_^;)



ましてや

ファッション業界だけで

数値を抽出するのは

ほぼ不可能に近いですが



体感的にですけど

「B to C」を脅かすほどの規模には

まだまだ到底

なっていないですよね!(*^-^)b



もちろん

世の中はどんどん

「3R(①リデュース②リユース③リサイクル」の

時代になってゆくことは

間違いないでしょうし、



今の若い世代は

「所有」から「シェア」へと

意識が変化していってますので



いずれは

ファッション業界内でも

それなりに高いシェアに

なっていくのでしょうけど、



まだまだ

「他人の”お古(おふる)”」に

抵抗感を感じる世代も多いですし

(「新品」が出品されることも多いそうですが・・)



気軽に出品できたとしても

「買い手」がつかなければ

全く意味がありません。



さらに

市場が大きくなれば

必ず「企業」の出店や

悪質なユーザーが

目立つようになって



健全で正しい取引が

難しくなってしまいがちです。



そうなってくると

ユーザー間の信頼で成り立っていた

「C to C」ビジネスの拡大が

停滞してしまう恐れもありますよね。



その辺の

「意識変化」や

「仕組みの整備」など



もろもろ考えると

「”C toC”元年」は

もうちょい先になるのでは

ないでしょうかね(*^-^)b



あ!でも

あくまで「元年」だから

良いのか??(^_^;)



いずれにしても

日本の人口は

どんどん減少していく訳ですから



「B to B」や「B to C」の

ビジネス市場が

縮小することはあっても

大幅な拡大は見込めないでしょう。



その一方で

「C to C ビジネス」が

拡大する可能性は

大いにあると思います。(*^-^)b



そのことを念頭に置いて

我われは今後のビジネスを

考えていかなければ

いけないのは

どうやら間違いなさそうですね。




この問題に関しては

自分の問題でもあるので

今後も追いかけていくつもりです!

また改めて

詳しく書きます('-^*)/



ということで

今日は(もw)

何のオチもないですが(笑)

また次回~(^O^)/アディオース♪


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