こんばんわ

昼寝かましてましたかんだです

ヤバい
終わらない

というわけで後半です


第3章 HURT
ここの主役はいつもはメリルの乗り物とかみんなに言われるチャーリー・ホワイト氏(新婚)。
イメージ的に陽気で気さくな感じなのですが、「痛み」と題された章を演じます。

最初は「失った愛」と題されたSaySomthing。あたしにはこの曲は安藤さんのイメージがとても強いんですが、メリチャリ氷の上でもやってますし、陸でも健在。
凄い圧巻なのは陸リフト。どうやって回ってるのかすごいきになってて楽公演望遠で足下のぞいたら足踏み替えててチャーリーすげえって思いました。陸の方がメリチャリはエモーショナルだと思う。いや、もしかしたら今回の公演がそういう趣旨だからそういう演技をしているのか?
氷でもこういう感じ見たいです。

セラピー2回目。こちらも群衆のダンサーとシェリルとジェイムズ先生のペアにチャーリー。
椅子と複数名の人物の構成の時がセラピーなのかしら。アメリカセラピー多いもんな。
とにかく絶望するチャーリーが胸を打ちます。

悼み
この曲の解釈を数回求めれまして、本当はその時話そうと思えば話せたんだけど恥ずかしいのでこちらで書きますと逃げました。面と向かって「愛は」って話せない日本人です。

えっと、この曲は失ってしまった愛を思い返すみたいな感じで、ロマンスのクリスティが出て来てチャーリーと踊り、それを奪う様にパッションのメリルが出て来て激情のままダンスをして、その二つと入れ替わりに愛である大輔さんが登場。痛みに寄り添い共に踊りますが、最後結局愛は去り、痛みは取り残され絶望のまま置き去りに。
けれど、愛は退場したのと反対側から現れ、ナレーションと共に光を浴び終わります。
最後の痛みの後に新しい愛の再生なのかなと。だから違う場所からやってきて光を一身に浴びて終わるのかなと。愛がもたらした痛みは結局また愛で癒されるのかなと思いました。

これはすごく見たかったんですが、幸いな事に見に行った公演5公演ともめっちゃ端はなかったので見れなかったのですが、大輔さん舞台はけた後全力疾走で反対側に向かってたらしく、その姿が大変いとおしかったと。
愛の再生は大変なのです。。。
チャーリーと踊るのは事前に何も言われた無かったですが、大輔さんは男の人と踊るのも凄く上手です。シンクロ的にはこれが一番ぴたりとしてたかもしれません。
個人的な感想ですが、大輔さんはその高い身体能力からある程度自分の間じゃなくても相手のタイミングで動作をする事が可能なので、自分と近しいリズムの人とはより綿密に合わせやすいのかと。なので、やはり男性と合わせる方がやりやすいのかなって、ステファンとチャリー見てて思いました。ちなみに、合わせる事を諦めたのか、真央のジャンプにはほとんど合う事はありませんです。

自己破壊
箱2つめ。白黒の箱の中からダンサー登場。神はいません。だから、群衆は箱に載ることはないけれど、白黒つかず、秩序はあるようなないような。心の中の白黒の対決なのでしょうか。このプログラムも大好きでした。

第四章POWER
攻撃
シェリルさん、真っ赤なフラメンコ衣装で舞台真ん中に踞ります。白いフラメンコ衣装の大輔さん観客席から登場。あたしが見ただけでも5回。ざわざわしたり触ったりきゃーって言ったりする人いなくて、感心しておりました。大輔さんのファンはほとんどは本当に凄くちゃんとしてて、今回もバナータオル振ったりするおばかさん居なかったし、大輔さん以外が踊ってる時もちゃんと拍手したりしてたし、そういうとこ自慢自慢。
このフラメンコも密着で凄く苦労してましたが、楽には堂々たるものでした。やっぱり足と腰の使い方は難しいのね。
惜しむらくは、何故かこでだけ大輔さんシェリルと組まないんですよねーーーー
ちょっとくらい障りだけでも組んで欲しかった。さらっと退場。愛に力を貰って立ち上がるシェリルさんのターン。男性ダンサーをちぎっては投げです。ほんとこの舞台の女子はかっちょいい女ばっかりです。

自由
箱3つめ。3つめにして人間が箱に乗ります。己の支配を神から勝ち取った人間。神ではなく自力で考え、最終的には箱の上で全員崩壊というなんともかんともな結末。
箱に飛び乗るあまりの軽やかさに箱の後ろにトランポリンでも付いているのかと思いましたがんなもんなかったです。
お友達が難易度の高い事を魔法のように見せるのが技術といってて膝を打ちました。
ダンサーの身体能力を惜しみなく発揮したプログラム。
初演でフードに悩まされてましたが、楽では大丈夫だったんで直してもらった模様。
このマッキントッシュみたいなブルゾンかっこよかったな

それから大輔さんの二つ目のソロ、Home Town Glory
これなんですが、正直、これだけは最後までめっちゃ苦労してたような気がしました。
初演よりずっとスムーズになってたのでもちろんよくはなってるんですが。。。振付けなんでしょうか、ちょっとこう少林寺っぽいというか、一音一音振りが有りすぎてなのか。
大輔さんの踊りの凄いところって振付け感が0なとこだと思うんですが、こちらはどうしてもそういう振付け感がぬぐえなかった。特にカマキリポーズみたいなやつ。シェリルさんもこの後のダンスでやってるんだけど、大輔さん程違和感無かった。でも、あれダンスにはよくある振りなのかしら? よくわかんないです。
後で出た密着完全版でモノローグの録画をする場面、あまりの素晴らしさに「新しいソロにしようか」って言われて「無理無理」って返してましたが、二度目のロスからの楽曲だったようで、そういう意味での振付けを直す時間がなかったのかもしれません。
あと、スケートだと合わない振りは直すけどダンスはどう直していいか分からないって言ってたので、そういう意味でも難しかったのかなと。

でも、あのモノローグでの映像見てたら、大輔さん絶対この曲スキな筈なんですよねぇ
スケートで滑らへん?私はこの曲をああいう風に表現した大輔さんのモノローグの映像を超える踊りが見たいな。

あと、この時のモノローグの映像撮るのが素晴らしかったんですが、映像があっぷ過ぎてなんか魚眼レンズで取ったワンコみたいななってました。引いてえええええええ(T▽T;)

物語の終わり
ある意味、大輔さんとシェリルさん二人の共同制作だった今回のLove on the Floor日本公演。その最後に二人で踊るナンバー。練習してた大きなリフトは無くなってましたが、大輔さんとのペアはあの練習の頃を思うと格段の仕上がりで。
シェリルさん、公演途中から左の肩にがっつりテーピング。大輔さんがというよりシェリルさんの為にリフト減らして踊ってた事もあるっぽいですが、最後までやりきりました。
二人の物事に向き合う真摯さがとてもよく表現されてたナンバーです。大輔さん、ちゃんと女性をリードするダンサーになってました。

鏡に映る自分
強さを鏡の前に導いて去っていく愛
最後に残った何の飾りも無い自己の裸のダンスでダンサー達が踊ります。このRiseを聞くだけでうるっとしちゃいます。
ダンサーもスケーターもみんな凄く真剣に真摯に長い時間をかけて生み出した舞台で、私たちはそれをたった10日間だけお裾分けしてもらったに過ぎませんが彼らの情熱と踊る事が大好きなんだという気持ちは本当に痛い程伝わりました。

このダンスの衣装なんですが、男性はともかく女性の肌襦袢っぽい衣装なんですがね、はい、ちょっとだけ進撃の巨人を彷彿とさせるというかなんというか。踊りだしたら気にはならなくなるんですが、最初だけちょっと驚いたな。。。

灯りを持って現れるダンサーたちを見てるとクリスマスを思い出したり。私もたいがいです。。。

そこから怒濤のフィナーレなのですが、
ほんと、こっち系の踊りはまったく心配のない大輔さん。大輔さんの良いところを遺憾なく発揮です。跳びながら下がるとことか凄い浮遊感。画報さんの動画なんかいそこだけリピした事か。
ランニングマンに入る前に大輔さんのタメが大好物。

後、このエグザイルのランニングマン。日本で人気のナンバーを取り入れたいという意向で最終的にどういう経緯でこれになったのか分かりませんが、私はきたきたーってなるから大好きでした。そういう日本向きなんいらんって人もいると思いますが、見に来る人はダンスに慣れ親しんだ人というより8割はスケートしか見た事無いおばちゃんです。分かりやすく、さくっと親しみやすいものを最後に持ってくるというのはなかなか巧かったかなと。報道もそこを割とピックアップしてたし。
やっぱり見に来てくれる人を沢山にして話題を流してチケットを売るというのが大事だったので。今回は初演でどういう舞台かという事は世界中でさっぱり分からない訳だし。
そういう意味でのカーテンコールだけ撮影OKでSNSに上げてねとかリピーターチケットとか
すごく上手だったなと思います。カーテンコールのここから撮影OKよのポーズがすばらしくかわいらしかったし。

カーテンコールも舞台挨拶も最後までとにかく1席でも埋める、沢山の人に見てもらう、お前らのへそくりまで全部使わせる感が凄かったです。はい。ザ・アイスの公演1個諦めましたもん。ははは(^▽^;) まんまとやられました。

さあ、公演の放送です。
今回の公演の内容についてのお話はこれで終わり。
やったー
間に合ったゾーーーーーーо(ж>▽<)y ☆