いやあ、たまに仕事が忙しくなると

ああ、ブログにあれもこれも書かなくちゃとか思ってるのに
いざお休みになるとなかなか腰(?)が上がらないというか、

ま、明日出勤なんですけどね(T▽T;)

ええねん、NHK杯の為ならなんのそのやねん。



さてさて、出ましたね、色々。

何と言うかその「高橋大輔ファンの皆様ご一行」に対する出版社様の波状攻撃にくじけそうですよ。昨日5000円近く払ったよ。おいら。FSNでも1冊買っちゃったよ。昨日の書店で売り切れだったのでニヤニヤしちゃったよ。


まあ、中味に関しては…

意外と意外ではなかったというか

少し遅れて読了だったので、はしばしから聞こえて来ていた膝の怪我については覚悟していたし、もっといえば今年1月、8月での病院関係者に目撃談等からして、もっと悪い事も想定していたので、あまりショックではありませんでした。

でもやはりジャンプが安定していた2011-2012シーズンは膝が痛くなったのだなぁと思うとちょっと切ない。

せっかくクワド片足着氷できるようになってきたら、その分膝に負担が増えて痛めてしまったとかもかなり切ない。

もうね、

クワドなんかこの世からなくなってしまえばいい
(ノДT)



とか真剣に思う今日この頃ですよ、こんばんわ。


ここで挨拶とか(((( ;°Д°))))


まあ、弱気の時に出す本のテイストってどうしてもこうなるというか
少しSOUL UPの時を思い出しました。

そのときと違っていたのは、なんか世間の反応というか
大輔さんファンの反応というか

ありえんくらいの神聖視というか、
ちょっとでも悪く言ったらみんな敵だ!!
あっちもこっちも敵だらけだ!
私たちは大輔さんを守らなくちゃ!…みたいなノリが

正直、最近ちょっとついていけん…と感じる今日この頃。


いや、エースなんだからね、大輔さん。
本人がどんだけ「僕は違います」って言ったって、世間でも国際的にもこの人エースなんだからね、

スケアメの演技はエースの演技ではなかったとですよ。はい。

そりゃね、風邪も引いたでしょう
靴も変えたでしょう

それらは私らオタは重々に承知しておりますよ。

でもね、スケアメに出るのはもう何ヶ月も前から分かっていた事なのですよ。

何故に今になっての靴メイカーの変更なのか?
いや、オリンピックを見据えているから今なのだ。という意見ももちろん分かります。
であれば、当然スケアメの演技が駄目になるのは目に見えております。

だったら、ソチの金メダルを狙おうかというエースに
そんな試合をさせるのは勿体ないというか、戦略的にどうなのよなのですよ。はい。

日経原さんの記事に出てたニコライがGPSの欠場をおしたのもその辺の理由ではなかろうかと。
P158のお写真、皆さん大輔さんの「横からならいいのね~」にかなり気を取られておられますが、私はその斜め下の大輔さんの足首のえらい事になってる方が衝撃でした。
そりゃ、あんな事になるならなかなか靴慣らすの大変だろうなって事ですよ。
あんな状態で無理して試合出てもろくなことにならねえってなもんですよ。
ニコライ的にはもうスケアメはパスしてNHK杯で適当にレベルチェックしてファイナルは元気な若者に任せて、

お前は取り敢えず全日本で3位に入れ

という「荒川静香作戦」を提案したとですよ。たぶんね。

そういう戦略もありだし、実際今期のGPSの欠場の多い事多い事。

もしも町田くんのように「町田樹ここにありいいいいいいいい、町田樹は世界いちいいいいいいい」と雄叫びを上げるつもりなら「アリ」です。

浅田さんのように「浅田真央完全ふっかつううううううう、ショートで3Aとかまじチート!もはや敵無しいいいいいいいいいい」って証明するつもりなら「アリ」です。

でもgdgdしちゃうくらいなら、GPSなんて「この大事な一年」の中では些細な事だし、ファイナルなんかどうでもええわ

みたいなニコライさんの海外思考です。


が、哀しい事に日本では事情が異なります。そうです。

とにかく馬車馬のように試合に出させて視聴率を稼いだりする為にはたらかないといかんとですよ。

スケアメ、大輔さんがもしもWDしてたら、暴動起こっちゃいましたでしょう。JOだって空席の山が恐ろしい事になっていたでしょう。

今までどんな小さな試合もしっかり出ていた大輔さん。
神戸チャリティの為に国別にも出ていた大輔さん。

でもね、それをものすっごい神聖視している方がいるのも百も承知で言わせてもらえばですね、

出てくれてありがとうだよ、勿論。
だけど、私はここでWDしてでも怪我のケアをきちんとして、オリンピックに備えて欲しかった。勿論、何かしら影響があったのか無かったのか分からないし、彼の肩にずっしりとのった「大人の事情」には如何ともしがたかったかもしれませんが。

それでも、私らファンはたとえ大輔さんがNHK杯を欠場しようとも
GPファイナルへ行けなかろうとも

それで大輔さんのコンディションが上がるなら


平気です。はい。

ドブに捨ててやるよ、こんなチケットなんかさ!!!あはははははは(T▽T;)


あと、モチベーションが上がらない=さぼっている と思い込んでいる人が居て、

モチベが上がってないなんて書かれてる!大輔さんが悪く言われいる!
私たちは大輔さんが頑張っているのを知っているのに!酷い!陰謀だ!
スケ連は大輔さんにオリンピックに行って欲しくないんだ!

とかいう凄い思考の持ち主を何回か見ましたけど
(いや、オリンピックの選考基準みたらこりゃもう、大輔さんとゆづと真央ちゃんは3位にさえ入ればいけます。実質男子の枠は1個です。だから町田くんは崖っぷちだと言っているのですよ。大輔さんが崖から飛び降りそうになっているだけで)

正直、原さんの記事もNumberの記事も言う程悪く言われてないというか

日本のエースが初戦にきちんとした演技が出来なかった…にしては、えらいマイルドというか、もうね
スケ連これ絶対マスコミに「あんまり叩かんといて」って言ってるよねってレベルですよ。

傍から見ていたら、言われても仕方ないSPでしたよ。

だって、氷の上でだけ判断されるんだもの。
それが全てでしょ?

どうして、彼にだけ特別を当てはめるのか?とっても不思議。

好きと凄いは違うし、好きと勝つは違う。

私は大輔さんの演技は凄く好きだし、あのFSは今の大輔さんにできる目一杯の闘志を見せてもらえたかなって思っていたけど、それでも、その夜ニコライに雷を落とされたって事は、

もっとできるのに、どうして?

って思われたってって事でしょう?

あたしゃ、大輔さんのこれからにニコライなんかこれっぽっっっっっっちも必要じゃねえし、いらんことしてからに、こんな時期にブーツ変更とかあんた本当はロシアの刺客じゃねえの?とかまで思っていたけど


海より深く反省しました。。。


なんかね、なんというか、今回の本の内容。
私的には「うーん」でした。ここでこれを言うのは本当に勇気が居るんだけど

「うーん」だったんですよ。


人を感動させたいとか、人に褒められたいとか
競うのが苦手とか

でも、競技が好きって勝負が好きって言ってた大輔さんはどこに行ってしまったのか?

クワド跳べないのは確かに辛い。もはやすぐそこまでクワド2種必須時代はきてる。
今回のオリンピックがぎりぎり1種類で済む世代だと思う。

よく、ここまでルールに対応してきた。
大輔さんの教えてこられた技術を考えると、ここまでは並大抵ではなかった事は想像に難くない。

だけど、壊れかけた膝で、この先の、ソチより先の試合を戦い続けられるのか?

SP2本、FS3本が当たり前になってくる時代に、片足で降りるのが負担である大輔さんが競技を続けられるのか。

続ける事は可能だと思う。もちろん。高橋大輔はそこに居るだけで華のある最高のスケーターだもの。ファンも多い。GPSの入りに困っている国なら当然呼んでくれるだろう。参加するだけなら、いくらでも続けられるよ。二度と表彰台に上がれなくて、順位以外でエキシに呼ばれる訳ですよ。

それでも私はファンであろうことは間違いないけれど。

だけど、もちろん去っていくファンも多いだろう。
勝てない姿に失望するファンは絶対に居る。

この前から何度も書いているけど大輔さんはアーティストではなくアスリートだ。
勝負をするなら「勝つ」のが目的だ。

最高の演技をして自分に勝つのが目的、フィギュアスケートは誰かに勝つ為のスポーツじゃないとかいう意見を時々見るけど

でも、だったら別に試合じゃなくてもいいんだし

他にやりようはいくらだってある。

だけど、大輔さんはやっぱり競技が好きで、誰かに負けたくないって想いを抱いているんだと思う。大きな声で言えなくなってしまっただけで。
それは切ない。

本当の事が一杯書いてある本だってみんなは言うけど
ぶっちゃけてる部分も、隠している部分も絶対にはある。

なんで、大輔さんの本にだけ本当があって、他には無いって思うのか分からない。
本当の事は大輔さんしか知らない。

そして、やっぱり氷の上で出される結論だけが
彼をアスリートとして評価する全てなのだ。


海外解説で褒められていると聞いてCBCのスケアメ解説聞いたけど

「ジャンプなんか無くても良い」なんて大輔さんが言われるとは…
あたしにとっては屈辱だよ。。。

滑りはいいんだけどねって選手を沢山聞いて来たけど、そんな一山に括られるとは。
ショックで言葉は出なかった。



そうじゃねーだろう。。。


あたしは別に大輔さんが勝ちたくないなら別に勝たなくていいとは思っているけど、
それなら競技である必要は無いし、こんなジャンプ跳んじゃえば90点でるような競技になってしまったフィギュアスケートに今更未練なんかない。
それよりもそんな事のために大輔さんが今後滑れなくなったり、跳べなくなったりする事の方が嫌だなって思う。

ルールは常に変わる。フィギュアのトレンドも変わっていく。
残念ながら今のトレンドは四回転をいかに沢山跳べるかなのだ。
フィギュアスケートはスポーツになるんだと思う。

それはそれでいいじゃないか。もうそれでさ。。。と最近思う様になって来た。


わたしゃ、大輔さんが音楽に合わせて踊ってくれるのを見るのがとても好きだ。ジャンプを一音に合わせて跳び、肩やら首やらはリズムを載せて自在に動き、音楽の旋律に載せたスピンや、巧みなエッジワークと音に伴って変えられるスケーティングを愛している。

だから、その貴重な貴重な才能を、こんなジャンプ大会に最後まで付き合って消費しなくて良いのになぁって思っている。膝の調子を読んだ今となっては尚更ね。


ソチには行けるかもしれない、行けないかもしれない。

自分自身大輔さんが「もしかして行けないんじゃないか」という葛藤と戦っている。一番「行く」と思われている人が「行けない」なんて辛い。そんな事考えたくないって思ったって考える。将来の事に付いたって考えるだろう。誰だって、就職を考えると憂鬱だったはずだ。
フィギュアスケーターのおかしなところは現役時代の方がはるかにプロとしてお金を稼ぐのに適しているというところである。華やかなのは現役時代の方が注目されるし、プロは自分一人でやらないといけないので大変なのである。あんなの荒川静香だから成立してるんであって、正直安藤さんや大輔さんが同じ様に出来るかって言うと、出来ないんじゃないかなって思ってる。

だから、もうほんと、引退が嫌でしょうがないんだろうなとかも思う。

でもソチを最後と決めて、突っ走ってるあっこさんの目や
最後と決めてとことんやり尽くそうって頑張ってる織田君の顔つきや
オリンピックはこれが最後だって決めた町田くんのあの迫力に

来年もやろっかなぁ~

ではとうてき太刀打ちできない。せっかくの連盟の温情条件だってすり抜けるだろう。

初めて「出たかった試合に出れない」って経験がオリンピックだなんて、大輔さん、それは切なすぎるよ。せめて「ファイナル福岡」くらいでオチを付けてくれ。

もうこればっかりは「大輔さん」だけが頑張って「上げて」いくしかないのだと思う。

もうこっちに出来るのは、できるだけそういうギスギス感をなくした応援をですね、チアできる応援をすることですよ。けして仙台NHK杯のような悲壮な感じではなく

大輔さんの演技を楽しむ為の応援を心掛ける事ですよ。

溜息禁止で。(;°皿°)


でもね、まあ、こういう記事が出たという事はですね、NHK杯に向けていい感じになって来ているんじゃないかなって思うんですよ。靴もそろそろ慣れるだろうし。
足首をあんななってないだろうし。

今まで取りためていた諸々で私らの財布のライフを0にしている間に、調整したらいいんですよ。

その為に私らの財布はあるのです。はい。


いや、なんか最近のちょっと

人格神聖視的なムーヴメントがちょっと怖かったので書いてみたけど。

怒る人居るだろうなぁ

ごめんなさいね。

be Soul2は面白い本だったよ。
特に写真が秀逸。
黄色色ヘルメットとかね。


ま、そんな感想です。