えっと、最近たまに見かける意見で

「臨海のリンク存続の為に募金するのはいいけど、予算が間に合わなかった場合、募金されたお金は、他のリンクの存続やスケーター育成の為に使って欲しい」
というのがあります。

でね、これ、そもそもちょっと違うと思うのです。

それはね、臨海スポーツセンターは、アイススケートだけをする施設ではないという事でして、
閉鎖されたらそこを使っている他競技・他活動の人ももちろん困る訳でして

その方たちももちろん募金してるんじゃないかなって思うんですよ、私。
その人たちの入れた募金を抜いて、スケートの支援に回せって事なのかしら?

ブースポの方がプロレス界の人へも呟いてましたけどね。そうやって、あそこを使った事のある人、あそこを使ってる人、その関係者への働きかけももちろんしてると思うのですよ。


まあ、もちろん 一番財布としての機能を期待されているのはスケオタな訳ですが。何故なら、やはりあそこのメインは通年リンクだからね。無くなって一番困るのはスケートしている人とその関係者。それは動かしがたい事実です。

そして、その中で一番知名度抜群で訴求力があってニュースになって世論が動かせそうな、大輔さんが陳情に行った訳ですが、その所為で「リンクを助ける募金だぞ」という事に、どこかですり替わってしまったように思うのです。

でも、これはあくまでも「臨海スポーツセンター」を助ける為に募金なんです。

そこは分かって納得できる人じゃなかったら、別に募金しなくてもいいんじゃないかなって思うのですよ。強制されてる訳でもないし。

たぶん、何かしらの誤解があると思うのですが、
大阪府民である私からするとですね、世間一般の人にはフィギュアスケートなんてもんなテレビでたまに流れているだけの娯楽でして、そんな物の為に赤字でヒーヒーいってる府民の貴重な税金を投入してまでそんな施設を存続させる必要はないって意見を代表する方もいらっしゃると思うのですよ。

でも、これがね広く大阪府民から集めた募金を片手に「いやいや、大阪府民さんからこれだけの募金が集まってるんですよ。わたしたちで集めた好意なんですよ。だから、これは『大阪府民も大賛成』の事なんですよ」ってやったら、反対意見も言いにくい世論に持って行けるんじゃないかなって思うのですよ。

1.5億はもちろん大金だし、途方も無い金額です。宝くじでも買ってるかもしれません。

街角に立って「募金お願いしマース」ってやっても集まらないでしょう。でもね、お金に名前が書いてある訳でもなければ、署名が必要な訳じゃない。どこから集まったお金であるかなんて事は、調べないと分からない訳で、あくまでも「広く募金で集めた1.5億円である」事実が必要なんだと思うのです。

だから、広く浅くできるように「ワンコイン募金」なんじゃないかなって思うのですよ。そういうアドバイスをあの知事さんはしたんじゃないかなって思うんですよ。

あの後、ニュースをいくつか見ると「まあ、集められるもんならやってみたら。できたら1.5億円払ってやってもいいぜ」みたいなイメージで書いてある記事が多かったんですがね。
そういう意味でも世論って操作できるなって思ったんですがね。

なんか、「リンクの為の(大輔さんの為の)募金なのに、大阪のあの知事に盗まれるの嫌だわ」みたいな意見が多そうなので、ちょっと違うんじゃないかなって思ったのです。これは、リンクの為の募金じゃないんですよ。
もっとその辺きちんと発信できたら良かったんですけどね。。。マスコミさんは、センセーションの方が好きだからな。

たぶんね、本当にやらないといけないのは、大阪府民の募金 な訳でして。

私も微力ながらお手伝いさせていただいたりしたんですよ。チャリーンチャリーンくらいですけど。あと何ヶ月か続けられたらいいなって思ってますけど。

そんで、できたらちゃんと立派な耐震補強をしてもらって、末永く使えて、いつかそこからオリンピック選手が出るといいなって思います。